ワクチンを断固拒否していたワイルズ氏
ワイルズ氏は4月下旬、同サイトのインタビューで、新型コロナウイルスワクチンは「世界的虐殺だ」と発言し、ワクチン接種を拒否すると明言していたのだ。また、信者に対し「私たちはサタン(悪魔)による初の世界的虐殺の目撃者になる。あなたは生き残らなければならない。ワクチンは接種するな」と呼びかけ、「この虐殺による唯一のメリットは、ワクチンにより、世界から馬鹿な人々が一掃されることだ」とも述べていた。
ワイルズ氏は今回の発言以外にも、新型コロナウイルスについてさまざまな持論を展開してきた。昨年1月には、「新型コロナウイルスは、無神論をうたう中国共産主義者に対する神の与えた罰だ」と発言。「トランスジェンダーの若者たち」を含む「精神的反乱者たちのせいで」神の与えた罰は「アメリカにも下されるだろう」とも話していた。科学的根拠を一切踏まえることがないワイルズ氏の見解や発言は、今後も波紋を呼び続けるだろう。