偶然が重なって誕生した、新たな命
グレン医師は『TODAY』の取材で「この赤ちゃんに、医師と3人の新生児集中治療室の看護師がいたということは、奇跡としか言いようがありません。本当に驚くべきことです。これまでの歴史上、飛行機で生まれた赤ちゃんは約60人しかいません。これは文字通り、10億分の1の確率なんです」と語っている。
ラビニアさん自身は無事に退院。「レイモンド」と名付けられた赤ちゃんは、現在も入院中だが、家族みんなが早く自宅に帰れる日を心待ちにしているという。
一般的には信じられないが、実は妊娠後期まで気づかないという人も多く、今回のラビニアさんのように出産するまでわからないという人も少なからずいるのだという。ともあれ、お腹の中ですくすくと育ち、出産時に偶然の医療従事者が居合わせたことは奇跡としか言いようがない。レイモンド君は幸運の持ち主として、周りに幸せをもたらしてくれるだろう。