ジャングル・クルーズ、スプラッシュ・マウンテンもアップデート
評論家らは同誌で「この状況を王子一人しか知らないのであれば、真実の愛であるはずがない」と主張。そして「初期のディズニー映画における同意が大きな問題であることは、すでに分かっていたことではないでしょうか? お互いの意思確認がされていないキスを、子どもたちに教えてもいいのでしょうか?」と続けた。
さらに「ディズニーランドでは、特に近年、ジャングル・クルーズやスプラッシュ・マウンテンのような他のアトラクションからも問題あるシーンを削除することに努めています。そう考えると、2021年のディズニーランドが、男性が女性に何をしても許されるといった古風な考えを示すシーンをなぜ追加したのか、理解できません」と訴えた。
実際、現在休業中の「ジャングル・クルーズ」のアトラクションで、先住民に対するネガティブな描写を削除するために改良していると今年初めに認めている。また、昨年6月「スプラッシュ・マウンテン」のアトラクションでは、黒人に対する固定観念を連想させるものを取り除くために見直しを行っていると発表した。
ディズニーランド側はこの批判に対し、現在まで回答していない。
あなたは白雪姫のこの描写をどう感じただろうか? 時代が変われば、表現やそれに対する受け止め方も大きく変わることが求められるだろう。ディズニーには誰もが幸せに感じられる世界観を見せていってほしい。