長年の常識を覆す結果に、世間は賛否両論
今回の研究結果は、イギリスのニュース番組でも広く取り上げられ、ネット上でも波紋を呼んでいる。「お湯を入れた後にミルクを加えるのは当たり前。以前、一度ミルクを先に入れたことがあるが、十分にお茶の味が抽出されずに薄くなった」「ミルクを後から入れたほうが、あらかじめ紅茶がきちんと抽出されているかどうかがわかりやすい」など、新たな紅茶の入れ方に複雑な思いを抱えている人もいる様子。
ちなみに、日本の水道水は一般的に軟水と言われているが、その硬度は地域によってある程度差があるようだ。
これまで信じていた紅茶の作り方を変えたくないという気持ちもわかる。しかし、科学はいつの時代も人類に大きな恩恵をもたらしてきた。ただ、何より「美味しい」と感じる自分の感覚を信じてあげるのが一番ではないだろうか。