ITEM | 2021/03/29

前代未聞!グッドイヤーウェルト製法の国産ウェスタンブーツ「B’witch」のメンズラインが今春、デビュー

アメリカの西部開拓時代、カウボーイの乗馬用として発展したのが、カウボーイブーツと言われる、ウェスタンブーツだ。
これま...

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かなり希少!グッドイヤーウェルト製法の上質なウェスタンブーツ

「メンズグッドイヤーshoesSS20-M Black」の最大の特徴は、紳士靴にはよく用いられる、伝統的なグッドイヤーウェルト製法をウェスタンブーツに取り入れている点にある。

上述したように、グッドイヤーウェルト製法で作られる国産ウェスタンブーツはかなりレアだ。

グッドイヤーウェルト製法とは、アメリカやイギリスの紳士靴の伝統製法。中底と甲革(アッパー)、細革(ウェルト)をすくい縫いで取り付け、細革に表底(アウトソール)を縫いつける製法のことを言う。

多くのパーツを必要とし、作業工程も複雑かつ多岐にわたる、手間暇のかかる製法だが、その分丈夫で長持ちするのが特徴だ。履き込んでソールや靴底部分がすり減っても、交換しながら半永久的に使えるため、長期的に見てもコスパがいいと言える。

ちなみにレディースのウェスタンブーツとは違って、「メンズグッドイヤーshoesSS20-M Black」は低めのソールで、街履きのカジュアルスタイルにもなじむ、シンプルなデザイン。

ウェスタンブーツらしく、“らばんの耳”と呼ばれるプルストラップがあるのも特徴だ。これは指を引っかけて履きやすくするためのもの。

また、履き口がハート型になっていて、長めで筒状のブーツに足を入れやすいようになっている。さらに適度なホールド感があって、一度履いてみたら、その心地よさを実感するだろう。

ファッショントレンドとともに、年中通じて定番アイテムとなったウェスタンブーツ。

日頃のケアとして、履いた後はブラシで汚れを取り、強力防水スプレーや栄養クリームでコーティングすることを推奨。

ちなみにデザイナーの藤堂氏のおすすめは、靴底に補強・滑り止めを貼ること。

「底裏も本革を使用しているため、本当は美観を損ねるので底張りはしたくないものの、底からの雨染み防止と長持ちさせるために心を鬼にして貼っています」とのこと。

メンテナンスは必須だが、それだけに育てていく愛着、進化していく喜びを末長く味わえるはずだ。


B’witch「メンズグッドイヤーshoesSS20-M Black」価格16万円(税抜)

公式サイト
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