「外食産業に行った仕打ちを自首してきてください」
受渡し時間となり、Four Legsはインフルエンサーをメッセージで案内する。しかし、その先はレストランがある場所ではなく、なんと警察署であった。「近くに警察署が見えますか?」とFour Legsが送信すると、「見えますよ」とインフルエンサー。するとFour Legsは「じゃあそのまま警察署に行って、あなたが外食産業に行った仕打ちを自首してきてください」とまさかの返答をしたのだ。Four Legsは最初からこのインフルエンサーへ食事を提供するつもりなどなく、わざわざ無駄足を踏ませたというわけだったのだ。
Four Legsは先月末、一連のやり取りをInstagram上で公開した。すると、瞬く間に拡散され、「いいね」の数は3万7000件にも上った。「最高。あなたたちと友達になりたい」「素晴らしい対応だ」と称賛のコメントが集まった。
Four Legsはこの投稿に、「最近、『ワットタイラーの乱』についての本をよく読んでいます。すごく感化されました」とコメントを添えている。ワットタイラーの乱とは、14世紀末にイングランド王国で起こった、国の圧政に対する農民の一揆だ。Four Legsは、自分たちを農民に、そしてインフルエンサーをイングランド王国になぞらえ、見事反乱を成功させたというわけだ。