LIFE STYLE | 2021/02/01

「2017年に到来した天体は地球外生命体によって作られた」米ハーバード大学教授が激白

オウムアムア Photo by Shutterstock
文:山田山太
天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星...

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

オウムアムア Photo by Shutterstock

文:山田山太

天体観測史上初となる太陽系外から飛来した恒星間天体として、2017年に発見されたオウムアムア。

非常に高速で移動する葉巻型の天体を、ハーバード大学教授で物理学者のアヴィ・ローブ博士が、今月出版した新刊『Extraterrestrial(地球外生命体): The First Sign of Intelligent Life Beyond Earth』の中で、地球外生命体を示すものであると持論を述べ、話題を集めている。

小惑星でも彗星でもない、オウムアムアの正体

『NewYork Post』によると、オウムアムアは全長数十から数百メートルほどの葉巻型をしており、ローブ博士はこれまでこのような形状の小惑星や彗星は宇宙で観測されてこなかったと主張。さらに典型的な太陽系の小惑星や彗星と比べ10倍以上反射率が高く、光沢のある金属ようだと主張した。

また、物体が太陽の側を通過する際、通常その巨大な引力の影響を受け、軌道を正確に計算することが可能だが、オウムアムアの軌道をつぶさに観測すると、明らかに太陽の引力以外の力を受けて加速した跡が見つかったという。この動きは彗星にも見られるとのことだが、その際にガスなどが放出されるはずだが、オウムアムアにはその痕跡が見つからなかったという。

次ページ:オウムアムアは葉巻型ではない?

next