ジェイク・ギレンホールは異なる見解
『ブロークバック・マウンテン』は、2014年にはオペラ版としても公開された。こういった場合、新たな脚本家が手掛けることが一般的だが、この時もアニー本人が脚本家として参加した。この役割を引き受けることについて、「ハッピーエンド好きなバカがやってきて物語をいじくり回されると思ったからです。ストーリーはそのままにしておきたかったんです」と心の内を明かした。
一方でジャックを演じたジェイク・ギレンホールは、アニーとは異なる見解を示している。『THE TODAY SHOW』にて、「(この映画は)私よりも大きい存在です」「私たちのものではなく、世界のものです」と述べた。
近年盛り上がりを見せる二次創作は、法的には著作権侵害とされており、あくまで権利を持つ人によって黙認されている形だ。二次創作を行う人は、アニーのように腹を立てている原作者もいることを忘れない方が良いかもしれない。