矢口真里のクローゼット不倫にネットは騒然
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続いては矢口真里だ。彼女は俳優・中村昌也と結婚していたが、2013年、あろうことか自宅にモデルの男性を連れ込みエロ行為をする。男性はクローゼットに隠れるも中村に見つかり、結果的に離婚。この男性とは再婚することになるのだが、2人とも身長が190cm超で、145cmの矢口とはかなりの差がある。矢口が背の高い男性が好きである、ということが白日の下にさらされたわけだ。
矢口については、とんでもないバッシングになった。もともと矢口はネットでは「何でもかんでもハマってる」ということにする名人と捉えられており、「二代目佐藤藍子」の呼び名もあった。まぁ、企業の会見に呼ばれるような人気者はなんでもかんでもその商材に合わせて「昔から好きだった」「ハマってる」などと八方美人なリップサービスをしがちだが、矢口の場合は伝説的なコピペが存在する。
「子供の頃からゲームが大好きで、一日中ゲームして過ごす日も多々あります。かなりマニアックなゲームも好きで、特に好きなゲームはドラゴンクエスト、マリオカート、ぷよぷよです」
「子供の頃から漫画が好きで、芸能界では2~3位になれる位漫画持ってます。一日中漫画読んで過ごす日も多々あります。かなりマニアックな漫画も好きで、特に好きな漫画はワンピース、ドラゴンボール、NANAです」
このように、「それ、メジャーだろ!」といったものを次々と挙げるため、元々矢口はネットではツッコミの対象になっていた。とはいっても不倫のイメージはなかっただけに、ネットは騒然。明るく快活に見えていた矢口が実は裏のエロい顔を持っていたことが明るみに出たことから、「ピストン矢口」というボクサーのようなあだ名がつく始末。しかし、これに対して「ピストン運動をするのは男だからむしろ『シリンダー矢口』では?」といったツッコミも入った。
矢口は活動自粛を経て3年後の2016年、日清食品のCM『OBAKA’s UNIVERSITY』で「危機管理の権威」として「二兎を追う者は一兎をも得ず」と学生相手に力説する様子が描かれた。バカなことを良しとしよう、というコンセプトのCMだったのだが、視聴者やネットユーザーの嫌悪感は払拭されず、日清には抗議が殺到。結局CMは1週間でお蔵入りとなった。
今でも矢口はナショナルクライアントのCMに出られる状態にはないが、一つの救いは、元夫の中村昌也が『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)の「旅人」として、呑気に楽しそうに旅行をしていることである。
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