CULTURE | 2020/11/12

喪服の時は30デニール以下のタイツを履くべき? 現役僧侶が、理不尽なマナーを一蹴

Photo By 写真AC
文:汐里
礼儀作法を重んじる日本では、あらゆる場面で事細かにマナーが決められている。しか...

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現役僧侶の意見にホッとする人多数

多くの意見が交わされる中、日蓮宗の僧侶である六尺法師さんが、僧侶としての意見を投稿。「タイツのデニールがいくつだろうと全く問題ありませんのでご安心下さい」とこのマナーを一蹴した。また、マナー講師のことを「失礼クリエイター」と、皮肉たっぷりに表現し、彼らの指摘は余計なお世話なので無視するよう呼びかけた。

六尺法師さんのこのツイートには、「ご住職のお言葉で気が楽になりました」「流石御仏様は優しい」「やはりその場に関する約束事などは本職の方に限りますね。為になります。」といった称賛のコメントが相次いだ。現在、この投稿は2万7000件以上のリツイートを記録し、大きな反響を呼んでいる。

伝統を受け継ぐのは素晴らしいことだが、伝統を気にするあまり、生きづらくなるのは少し違う気がする。今、日本が脱ハンコ文化を推進しているように、時代に合わせて伝統を手放すことも、伝統を受け継ぐことと同じくらい大切なのではないだろうか。


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