LIFE STYLE | 2020/11/12

ガンと闘う5歳の少女がディズニープリンセスに大変身!カメラマンによる魔法のショットに感激

文:汐里
『リトルマイメード』のアリエル、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルなど、女性を中心に人気を集めるディズニ...

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文:汐里

『リトルマイメード』のアリエル、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルなど、女性を中心に人気を集めるディズニープリンセス。誰もが幼い頃、一度は憧れただろう。

そんなディズニープリンセスになりきって写真撮影を行った、ガンと闘う女の子が注目を集めている。

治療過程の大きな光明

アメリカ・ロードアイランド州に住むアリアナ・タフトちゃん(5歳)が、進行性の腎臓ガンを宣告されたのは今年の初めだった。アリアナちゃんの身体を蝕む13センチもの腫瘍と、片方の腎臓摘出手術は成功。しかし不運にもガンはもう片方の腎臓や、肝臓、リンパ節にまで転移していることが分かり、治療を続けていた。

そんなある日、アリアナちゃんに魔法のような素敵な出来事が訪れた。大好きなディズニープリンセスの仮装をして、写真撮影をすることになったのだ。撮影を持ち掛けたのはカメラマンのアシュリー・リッチャーさん。これまでガンと闘う子どもたちを撮影し、写真をプレゼントするボランティアを行ってきた。ガンのため1歳でこの世を去った息子の親友を偲んで、2年前からこの活動を始めたという。

アシュリーさんが用意した『アナと雪の女王』のエルサ、『美女と野獣』のベル、『アナと雪の女王』のエルサなど、お気に入りのプリンセスの衣装に身を包んだアリアナちゃん。初めは恥ずかしそうだったというが、慣れてくると、モデルのようにポーズをとり、とても自然に撮影を楽しんでいたそう。

アシュリーさんは写真に、デジタル編集を施し、ディズニーの世界観を見事に再現。アリアナちゃんの父親であるライアンさんが『PEOPLE』の取材に「彼女はまさに、魔法の力を手に入れて、嵐を巻き起こしたときのエルサのようです」と話すほど、クオリティの高い写真に仕上がった。

「大好きな魔法のプリンセスに扮した娘を見るのは最高の気分。写真に写っているのは、自分の娘だと分かっているけど、まるで彼女が自分の映画に出演しているように見えるんです」と感激するライアンさん。そして「治療過程において大きな光明となっています」と語った。

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