光田さんの「ロジック」=筋道は、コンセプトの整理と体験全体のデザインにあると感じた。その構成がベストかの判断は個人の経験や直感に委ねられるとしても、受け手の感情が最大になるように設計する姿勢はどんなクリエイティブでも参考になりそうだ。
海猫沢めろんさんと光田康典さんに共通するのは大量の小説・物語を体験していること。それが「感動する『型』」を体得することにつながっていそうだし、日常で心動かされたものの構造に自覚的であるかどうかも大きそうだ。光田さんは小説を読んでも、ディズニーランドに行っても、構成や音楽が気になるそう。受け手が良い体験ができるように音楽を作るというのは、UXやインターフェイスデザインにも近い姿勢だ。ゲーム自体、物語体験を最大化するようにインターフェイスが設計されているのだから、プレイヤー体験を重視してゲーム音楽を作る光田さんの考え方はとても原理的なものかもしれない。
そして作りたいイメージを明確にしてディレクションする、という姿勢は改めて自分も心がけたい。
※ゲーム開発当時のお話は光田康典さんのご見解として記載させていただきました。
【ライブ情報】
『CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda & Millennial Fair』
2020/1/25開催の東京(中野サンプラザ)追加公演のチケット応募は2019/9/16まで受付中!
<オフィシャル第三弾先行(東京追加公演)>
◆プレイガイド
◆受付期間
・2019/09/06(金)15:00〜2019/9/16(月)23:59
◆当落・入金期間
・2019/9/21(土)13:00〜2019/9/30(月)23:59