BUSINESS | 2026/02/18

2026年本屋大賞ノミネート10作が決定、4月9日に大賞発表へ

全国490書店・698名の書店員が選んだ 「いちばん売りたい本」

FINDERS編集部

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書店員の一次投票を経て選ばれた、2026年本屋大賞ノミネート作品

全国の書店員が 「いちばん売りたい本」 を選ぶ文学賞として知られる 本屋大賞 の2026年ノミネート作品が発表された。今回の一次投票には、全国490書店・698名の書店員が参加し、その投票結果をもとに10作品がノミネート作として選出された。

本屋大賞は、書店の現場から生まれるリアルな読書体験や読者との接点を重視する点が特徴であり、毎年その年を代表する話題作が顔をそろえる。2026年は第23回を迎え、業界内外からの関心も年々高まりを見せている。

今回発表されたノミネート作品は以下の10作。作品名は五十音順で発表された。

•「暁星」湊かなえ/双葉社
•「ありか」瀬尾まいこ/水鈴社
•「イン・ザ・メガチャーチ」朝井リョウ/日経BP 日本経済新聞出版
•「失われた貌」櫻田智也/新潮社
•「エピクロスの処方箋」夏川草介/水鈴社
•「殺し屋の営業術」野宮有/講談社
•「さよならジャバウォック」伊坂幸太郎/双葉社
•「熟柿」佐藤正午/KADOKAWA
•「探偵小石は恋しない」森バジル/小学館
•「PRIZE―プライズ―」村山由佳/文藝春秋

今後は、ノミネート作品すべてを読了した書店員による二次投票が行われ、全作品へのコメントと順位付けを経て大賞作品が決定する。大賞および翻訳小説部門の発表、ならびに贈賞式は、4月9日(木)に東京都港区元赤坂の明治記念館で実施される予定だ。

あわせて、本屋大賞の歩みや選考の舞台裏をまとめた 「本屋大賞 公式ファンブック」 の刊行も発表された。本書は、本屋大賞の設立趣旨に賛同し、2017年から協賛を続けてきた日本能率協会マネジメントセンターが、協賛10周年を機に制作するものだ。本屋大賞の歴史や選考プロセス、受賞作をめぐるエピソード、授賞式当日の舞台裏などを通じて、書店員と本の関係性を立体的に伝える内容となっている。発売は3月26日(木)を予定しており、本屋大賞の世界観をより深く知る一冊として注目される。 


2026年本屋大賞
選考期間:2025年12月~2026年4月
対象作品:2024年12月1日~2025年11月30日に刊行された日本の小説
投票参加資格:新刊を扱っている書店の店員であること

選考方法       
(1)一次投票で一人3作品を選んで投票。
(2)一次投票の上、集計結果上位10作品をノミネート本として発表。
(3)二次投票はノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票。
(4)二次投票の集計結果により大賞作品を決定。

NPO本屋大賞実行委員会ホームページ
https://www.hontai.or.jp/