廃漁具由来素材 「amuca®」 を使用したアパレル製品を販売
宮城県気仙沼市に本社を置く amu株式会社 は、2026年2月21日(土)から22日(日)までの2日間、東京駅構内の 「JAPAN RAIL CAFE TOKYO」 にて、廃漁具由来素材 「amuca®」 を使用したアパレル製品などを、JR東日本クロスステーションが主催するSDGsイベント 「つなぐステーション~海とお茶のSDGs~」 の物販マルシェブースで販売する。
「amuca®」 は、役目を終えた漁網を漁師から買い取り、再生したリサイクル素材。使用済みの漁具は塩分や汚れを含み、分別も難しいことから焼却や再利用が進まず、多くが埋め立て処分されてきた。漁業者にとっては高額な処分費用が負担となり、環境面でも課題を抱えている。こうした廃漁網をアップサイクルすることで、漁業者の負担軽減と環境負荷の低減を両立する取り組みを進めてきた。
会場では、実際に漁業で使われていた漁網や、そこから生成されたプラスチック原料も展示、原料に触れながら、廃棄されるはずだった漁具が製品へと生まれ変わるプロセスを紹介する。テキスタイルデザインやブランドタグに記されたストーリーを通じて、回収地域や背景にある文化にも目を向ける機会となる。
「つなぐステーション~海とお茶のSDGs~」 は、海における未利用魚の活用や水産資源の維持、茶業における地域文化の継承や後継者不足といった課題に向き合うイベントである。「食べる」 「買う」 「知る」 という一連の体験を通じて、日常の選択を環境配慮へとつなげることを目指している。
国内外から人々が行き交う東京駅での展開は、世代や国籍を問わず幅広い来場者にアプローチが可能だ。amuは、廃漁網由来のTシャツやトートバッグ、サングラス、カラビナなどの販売を通じ漁師や海を守る循環を生み出したいとしている。
また製品に付属している 「amuca® タグ」 のQRコードを読み取ると、原材料となる廃漁具の回収地域や製品化までのプロセスも知ることができる。ごみとされていた漁具が新たな価値を持つ資源へと生まれ変わる背景を可視化し、製品への理解を促すねらいだ。
今回販売される製品の一部には、地域の文化をブランドとともに発信するため、 出航する船を家族や友人が見送る伝統行事を描いた 「DEFUNEOKURI」 と、冬の室根山から吹き下ろす風を表現した 「MURONEOROSHI」 など、気仙沼の文化をモチーフにした2種類のテキスタイルデザインを採用している。
amuは今後も全国各地で廃漁具の回収と再資源化を進め、アパレルブランドとの協業や企業向けノベルティ開発などを展開していく予定である。「いらないものはない世界をつくる。」 というビジョンのもと、地域資源の再生と文化の継承を両立する循環型事業の拡大を目指している。
つなぐステーション~海とお茶のSDGs~
出店日程:2026年2月21日(土)~2月22日(日)
会場:「JAPAN RAIL CAFE TOKYO」 (東京駅構内)
出店者:amu株式会社
公式サイト
https://www.amu.co.jp/
ブランドサイト
https://amuca.world/