「専門家のアドバイスに従って下さい」
ICUに入ることになったブライアンさんとエリンさん。幸い、ブライアンさんは数日で回復したとのことだが、妻のエリンさんは人工呼吸器をつけなければならず、現在も状況は好転していないとのことだ。
ブライアンさんは5月13日、自身のFacebookを更新。「多くの人と同じように、新型コロナウイルスはでっち上げで、たいしたことではないと思っていました」「その考えは4月の半ばに体調を崩し、仕事を辞めることになってから変わりました」と自身の心境の変化を綴った。
そして「当局や専門家のアドバイスにしっかりと耳を傾けて下さい。彼らの助言に従うということは、この流行期において、知恵を示すことを意味します」と専門家の言葉の重要性を説いた。
「振り返ってみると、最初からマスクをつけておくべきでした。今はその代償を払っているんだと思います」「もしあなたが外出する必要があるならば、私たちのように愚かなことにならないよう、知恵を使って下さい。そうすれば私たちのようにはならないでしょう」と訴えた。
自身の間違いを認め、それを発信していくのはなかなかできることではないだろう。ブライアンさんのように、新型コロナウイルスの危険性に気付く人が一人でも増えていくことを祈る。