住宅火災を乗り越えて養子縁組を勝ち取った3人
結婚して5年になるチャドさんとポールさん。マイケル君と出会う前に里親として数人の子どもを育てた経験もあり、マイケル君もまたチャドさんとポールさんに父親になってほしいと望んでいた。
「私たちはマイケルと同じことを望んでいました」と話すチャドさん。「マイケルのいない生活なんて考えられません」と続けた。
テネシー州の児童福祉局で家族サービス担当者を務めるアリソン・セーンさんは「ポールさんとチャドさんは大変すばらしいことに、マイケル君を引き取りたいと主張し、他では得ることの叶わない機会をマイケル君に与えました」と絶賛。そして、ポールさんとチャドさんは4月に住宅火災に見舞われたことを明かし、このことが養子縁組に影響を及ぼさないようにしたと語った。
「マイケル君と両親が一番心配していたのは、一緒にいられるかどうかでした。私はマイケル君、ポールさん、チャドさんの養子縁組にとても満足しており、将来がどうなるか楽しみにしています」とセーンさん。
チャドさんは、マイケルさんが高校3年生になり、サッカーをするのを楽しみにしているという。3人の未来、そして、養子縁組を望むすべての同性カップルの未来に幸多からんことを願いたい。