お腹の代わりに「生命の息吹」が
4月6日、プリマチェンコさんは目を覚まし、人工呼吸器が外された。『TODAY』の取材に「私が病気になるなんて私を含めて誰も予想していなかったので、出産するなんて思ってもみませんでした」と答えるブリマチェンコさん。「薬を飲んで、目が覚めて、急にお腹の膨らみが無くなってしまっていたのは本当に衝撃でした」とも。
プリマチェンコさんは4月11日、集中治療室から一般病棟に移動。壮絶な出産を乗り越えたブリマチェンコさんは、病院のスタッフから盛大な拍手が送られた。
その後、新型コロナウイルスの検査で陰性が確認され、無事赤ちゃんと対面を果たし、その腕で抱きしめることが出来た。
赤ちゃんは、「アバ」と名付けられた。この名前は「生命の息吹」という意味を持っているという。まさに生命の力強さを感じさせてくれたプリマチェンコさんとアバちゃん。これから幸せな生活を送ることを願ってやまない。