文:神保勇揮
あなたのアベノマスクを有効活用できる団体がある
※本記事の掲載日は4月15日だが、その後も募集団体の新規掲載や、募集を終了した団体の削除も随時行っている(情報更新日:6月15日)
新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として、政府が全世帯に一律2枚の布マスクを配布する、いわゆる「アベノマスク」がいよいよ一般家庭にも届き始める。しかし466億円もの税金を投入した政策であるにも関わらず、NHKが4月10日から13日にかけて実施した世論調査では「あまり評価しない」、「まったく評価しない」の合計が71%(「あまり評価しない」が29%、「まったく評価しない」が42%)に上り、国民からの評価は散々のようだ。
もし読者のみなさんが「こんなもの要らない」と放置し捨ててしまうなら、開封せずにちょっと待ってほしい。全国にはマスクの寄付を広く募っている団体がいくつも存在しているのだ。
基本的に送料は寄付側の負担となるが、以下に寄付を募っている団体を掲載するので、ぜひあなたの「アベノマスク」を有効活用してほしい。筆者も到着次第いずれかの団体に寄付するつもりだ。
また「ぜひ我々も載せてほしい」「ここも募集しているよ」という団体があれば、FINDERSのTwitterアカウントやFacebookページ、メールで教えてほしい。確認次第、随時追加していく。
なお、これらの団体はもちろん「アベノマスク」以外のマスク寄付も受け付けており、医療用のサージカルマスクやN95マスクなどは医療機関が寄付を受け付けている場合もある。「"最前線にマスクと防護具を"実行委員会」のように取りまとめを行う団体も登場しつつあるようだ。こちらもぜひ余っているマスクがあれば相談してみてほしい。