ITEM | 2019/02/04

高齢者も簡単に使える!岐阜県の移住夫婦が考案した「雪下ろしグッズ」がスゴいと話題

2023年1月24日から、10年に一度とも言われる「最強寒波」が日本列島を襲っている。気象庁も特に積雪の多い地方では大雪...

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2023年1月24日から、10年に一度とも言われる「最強寒波」が日本列島を襲っている。気象庁も特に積雪の多い地方では大雪や暴風雪に注意するよう呼び掛けている。

そんな雪国に住む人にとって必須なのが、屋根に積もった雪をかき落とす「雪下ろし」だ。スコップやスノーダンプを使って長時間行う雪下ろしは、大きな負担となっている。

岐阜県に移り住んだ夫婦が、雪下ろしグッズを開発!

そんな中、ある雪下ろしグッズが注目を集めた。その商品とは「らくらく 雪すべ〜る」。

棒の先端の部分を屋根に乗せ、軽く動かすだけで雪をスルスルと落下させることができ、高齢者や女性でも簡単に使えるとしている。この画期的なアイデアに、多くの反響が寄せられた。

名古屋から岐阜県の豪雪地帯に移り住んだ夫婦「いぐち家」が、雪下ろしの負担を軽くしたいという想いから開発したこの商品。

2016年にクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で資金調達を開始し、目標金額30万円のところ74万7,800円集めた。その後商品化され、これまで約400本以上売り上げたという。

現在、最新版として2022年モデルを発売中。屋根の上からでも、下からでも雪下ろしが行えるよう改良されており、価格は2万1780円(税込)。

危険と隣り合わせの雪下ろし!特に高齢者は注意を

総務省消防庁の発表した「今冬の雪による被害状況等」によると、2018年冬の「屋根の雪下ろし等、除雪作業中の死者」は102人に上り、その内65歳以上の高齢者は86人。雪下ろしは、常に危険と隣り合わせだ。

雪国に住む人は「らくらく 雪すべ〜る」を使って、安全に雪下ろしをしてみてはどうだろうか。作業の際はくれぐれも注意を払ってもらいたい。


『らくらく 雪すべ〜る』

文:FINDERS編集部

2023年1月25日更新(初出は2019年2月4日)