文:三浦一紀
フィルムのようにカートリッジを変えれば写真も変わる
1949年創業のカメラブランド「YASHICA」(ヤシカ)から発売された、世界初の電子制御シャッター搭載カメラ「Electro35」。これをデジタルカメラとして復刻させたのが「YASHICA digiFilm™ CAMERA Y35」だ。
デザインはElectro35を踏襲しているが、フィルムカメラのように巻き上げレバーを回して撮影をするスタイル。センサーは1/2.5インチの1400万画素CMOSセンサー、レンズは4枚ガラス構成で焦点距離は35mm、解放F値は2.0となっている。バッテリーは単三電池2本、記録メディアはSDカードだ。
特徴的なのは、フィルムカートリッジのようなdigiFilmの存在。これを入れ替えることで、写真の仕上がりを変えることができる。用意されているdigiFilmは6種類。
●ファンシー(fancy)
●ヤシカブルー
●1600
●白黒(Black&White)
●200
●6×6
現在クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」で資金調達を行っており、期限は2019年1月14日23時59分まで。本体+digiFilm 200のセット3万1,830円、本体+digiFilm6本セット4万5,650円などのコースが用意されており、12月13日時点で目標額の100万円を大幅に上回る、約540万円の調達に成功している。