ITEM | 2022/06/04

スケルトンデザインがキュートな完全ワイヤレスイヤホン「Nothing ear (1)」

文:FINDERS編集部
RedditやTwitchのエグゼクティブも出資するデジタルプロダクト界の新星
Nothi...

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文:FINDERS編集部

RedditやTwitchのエグゼクティブも出資するデジタルプロダクト界の新星

Nothing Tech社はイギリス・ロンドンを拠点とするデジタル製品メーカーだ。Googleベンチャーキャピタルファンド、Reddit CEOのスティーブ・ハフマン氏、Twitch共同創業者のケビン・リン氏など錚々たる面々の出資によって2020年に設立された。

そして、同社のファーストアイテムとしてリリースされたのが「Nothing ear (1)」だ。

特筆すべきは美しいデザイン。ボディはスケルトンタイプ。なんと専用の充電ケースも同じく透明となっている。ボディサイドにはピクセルフォント風のドットで「Nothing ear (1)」の文字。昨今人気が高まる90年代後期から2000年代にかけてのデザインを踏襲しているのだろうか。

スペックも抜かりなく、11.6mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、高音質マイクでの音声通話も可能。ノイズキャンセリングを始めとする機能も揃っている。

音響のチューニングには、そのデザインや操作性で世界中の音楽ファンに旋風を巻き起こしたポータブルシンセサイザー「OP-1」の開発元である、スウェーデンの電子楽器メーカーTeenage Engineering社が携わっているという。

イヤホン単体で5時間、ケースを含めて34時間使用することができる。長時間のリスニングにも十分なバッテリー性能を備えている。

本体は片耳わずか4.7gと軽量だ。

また装着検知機能が搭載されており、イヤホンを外すと音楽が自動的に一時停止になる。再び装着すると自動的に再生され、シームレスにより音楽やビデオを楽しむことができる点も嬉しい。

カラーはブラックとホワイトの2色が用意されている。

ちなみにNothingでは ear (1)に続き、「phone(1)」つまりスマートフォンのリリースも今夏に予定とのことだ。デジタルデバイスの業界に新たな風を吹き込んでくれるのでは、と期待したくなる。


NOTHING ear(1)