ITEM | 2021/12/11

衛生的、かつ一生使えるオールチタン製のまな板「TiANN」。だけど賛否は分かれそう…

文:FINDERS編集部
トレーや皿としてもマルチに活躍
調理には欠かせないまな板。毎日使っていると、表面が黒ずんで...

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文:FINDERS編集部

トレーや皿としてもマルチに活躍

調理には欠かせないまな板。毎日使っていると、表面が黒ずんできたり食材の臭いが移っていく。木製であればカビが生えることも珍しくない。直接食材を乗せるため衛生面は気になるところだ。飲食店などでは基本的に樹脂製のものが使われているが、比較的重たく自宅での使用はなかなかハードルが高い。

衛生的、なおかつ軽く使いやすいとなれば、「TiANN純チタンまな板」を試していただきたい。まな板の素材としては珍しい純チタン製。ただ食材を切るだけでなくさまざまな目的で使うことができるというのだ。

そもそもチタンとは、非常に硬い金属。そのため、上で食材を切ってもほとんど傷がつかないため、汚れが入り込みづらい。またチタンは耐食性に優れているため、長く使っても錆はほとんど生じない。つまり、半永久的に使えるまな板ということになる。

チタンは抗菌性にも優れているため、雑菌が繁殖しにくく衛生的に管理できる。また、独自の技術である真空高温炉に入れて長時間加熱することで、酸化被膜の抗菌能力が各段にUPしたという。この酸化被膜は半永久的に続くため、長く使っても食材の臭い移りが気にならない。

厚さ2mmと超薄型設計で、重量はわずか300g。お手入れ方法も洗剤でサッと洗い流すだけなので手入れも楽だろう。

トレイやランチプレート、オーブン皿としても使うことができる。まな板としてだけでなくさまざまな使い方ができるのは、あまり物を増やしたくないという人には嬉しいはずだ。

とは言うものの、まな板としての使いやすさには疑問も残る。まな板本体が硬いということは、その分包丁の刃にかかる負担は大きくなる。切れ味が落ちるスピードは早くなりそうだ。また本体は非常に軽いため安定感にも欠けるだろう。さらに言えば上に置いた食材も滑りやすそうだが、どうだろうか。

「TiANN純チタンまな板」は、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。メインのまな板に据えるには少々荷が重い気もするが、ちょっとしたタイミングで気軽に使い倒せるサブとしては優秀ではないだろうか。


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