ITEM | 2021/09/24

自宅でレーザー加工できる時代に!素材の切断や手書きデザインの刻印もできる「Runmecy」

文:FINDERS編集部
出力アップで素材の切断にも対応
3Dプリンターをはじめ、これまで専用のワークスペースなどで...

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文:FINDERS編集部

出力アップで素材の切断にも対応

3Dプリンターをはじめ、これまで専用のワークスペースなどでしか使用できなかった工具や機械が家庭用にアレンジされ一気に普及した。例えば「レーザー」を使った工具が自宅で使えるようになるなんて思っても見なかったが、「Runmecy」のようなレーザー加工機まで登場しているのをご存知だろうか。一口に言えば、主に素材へのデザインの刻印と、素材の切断を行うことができる機器だ。

家庭用かつ小型とは言え、性能は申し分ない。5000mWの出力によって、簡単な文字やアイコンであれば数十秒で刻印することができる。同メーカーの2019年の旧型モデルが1600mWの出力だったというので大きな進化を遂げたことがわかる。

レーザーの直径は0.2mmから0.08mmに圧縮し、ステンレス鋼や陽極酸化アルミニウム合金・ガラス・セラミック・木材・陶器・革などほとんどの素材に対応している。刻印できる素材と、厚みによっては切断できる素材とあるため、こちらは適宜確認するのがよいだろう。

510dpiの解像度により、高精細で鮮明な刻印が実現。さらに、手動でフォーカスを調整すれば最適な位置に刻印できる。

スマホとBluetooth接続することで、専用アプリ上でデザインを作成し、刻印することも可能。また手書きのイラストも写真として取り込むことでデザインデータに変換することもできる。

Gセンサーが搭載されているため、動作中に異常な動きやエラーがあった場合は自動的に電源OFF。最大90分の連続稼働が可能で、持ち運びや収納に便利なサイズ感だ。

「Runmecy」は、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施中。DIY愛好家にはたまらない、機能的かつスマートなツールだ。


支援はこちらのページから↓
金属に刻印、5mmボードの切断、印章の作成もできるコンパクト金属レーザー加工機