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600キロ離れた都市をリアルタイムでつなぐ「ポータル」が街中に出現。コロナ禍で失われた絆を取り戻す
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  • 2021.06.11
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600キロ離れた都市をリアルタイムでつなぐ「ポータル」が街中に出現。コロナ禍で失われた絆を取り戻す

文:山田山太

新型コロナウイルスの影響によってあらゆる人々が自国から出ることができず、新たな人との出会いが断たれてしまった。

そんな中、リトアニアとポーランドの2つの街に謎の巨大リングが、先月26日に出現。この不思議なリングが世界の絆を取り戻すかもしれない。

リトアニアとポーランドでコミュニケーション

リトアニアの首都ヴィリニュスと、ポーランドの都市ルブリンに突如現れた「ポータル」と呼ばれるその巨大リングは、ただのモニュメントではない。それぞれ本体正面に巨大スクリーンとカメラが埋め込まれており、お互いの街の様子をリアルタイムで映し続けている。600キロ離れた2つの街をつなぐ「ドア」が生まれたのだ。

ポータルの前に通りかかった人々は、お互いの街にいる人に手を振ったり、投げキッスをしてみせたり、中には腕立て伏せをしてみせる人物もいるという。ちなみに音声の送受信は行っていない。

このポータルは、ヴィリニュス ゲディミナス工科大学のエンジニアにより設計され、このアイデアを実現するのに、5年もの歳月が掛かったという。

ポータルの最大の目的は人と人をつなぐこと。同プロジェクトのチームメンバーは「ポータルのような物理的な取り組みは、人々の心理的な障壁を取り去り、互いを友好的にさせるようです。ほとんどの人は好奇心で近づいていきます。コロナ禍で人との絆を求めていたのかもしれません」と『Bored Panda』の取材に答えた。

次ページ:アイスランドやイギリスにも設置予定

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