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SNS上に蔓延るワクチンデマの65%は、わずか12人の反ワクチン活動家が引き起こしている
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  • 2021.05.20
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SNS上に蔓延るワクチンデマの65%は、わずか12人の反ワクチン活動家が引き起こしている

文:岩見旦

フォロワー数は5900万人以上

世界的に流行している新型コロナウイルスの切り札として、大きな期待を集めるワクチン。しかし、SNS上にはワクチンに関するデマが溢れており、過度に不安を煽ることで、ワクチン接種への大きな妨げになっている。

そんな中、SNS上に蔓延るワクチンデマに関する興味深い調査結果が発表された。非営利団体Center for Countering Digital Hate(CCDH)と反ワクチン業界を監視する団体Anti-Vax Watchは、FacebookとTwitterから2021年2月1日から3月16日までの期間の81万2000件超の投稿を分析したところ、わずか12の個人と団体のアカウントがワクチンデマの65%を引き起こしていることが分かった。

CCDHのCEOのイムラン・アーメッド氏は、今年3月に発表された報告書の中で「インターネットという公共の場で、関連する医学的知識を持たず、私腹を肥やしている何人かの人物が、コロナの脅威やワクチンの安全性に関する誤った情報を広めています」と述べている。これら反ワクチンの活動家は、Facebook、YouTube、Instagram、Twitterでフォロワー数を5900万人以上抱えており、彼らにとって重要な活動拠点になっているという。

アーメッド氏は「ワクチンデマは公共衛生への直接的な驚異となっています」「反ワクチン活動家はSNSを使って何百万人のアメリカ人を惑わし、恐怖と疑念に晒しています。それぞれのSNSプラットフォームがすぐに行動を起こさなければ、パンデミックが長期化し、さらに多くの人命が奪われることになります」と訴えた。

次ページ:反ワクチン活動家の真の姿とは

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