LIFE STYLE | 2026/02/14

日本初進出の 「1 Hotels」 が赤坂に誕生。
自然と都市が共鳴するサステナブルラグジュアリーの新基準

東京ワールドゲート赤坂内、赤坂トラストタワー 38〜43階にOPEN

FINDERS編集部

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日本の職人文化と自然素材が織りなす、静謐な空間体験

米国発のサステナブルラグジュアリーホテルブランド 「1 Hotels」 が、日本初進出となる 「1 Hotel Tokyo」 を2026年3月上旬に開業予定だ。これに先立ち、宿泊予約の受付が開始された。 本ホテルは、森トラスト株式会社 が手がける大規模複合開発 「東京ワールドゲート赤坂」 内、赤坂トラストタワーの高層階38〜43階に位置する。

「1 Hotels」 は、ホスピタリティ業界のビジョナリーとして知られるバリー・スタンリヒトが創設した、ミッション主導型のホテルブランドである。「世界は一つしかない」 という思想のもと、自然との調和を重視したデザインと快適性を融合させてきた。同ブランドにとって東京は、日本の職人文化と先進的な都市性が交差する特別な場所であり、その文脈を丁寧に読み取った空間づくりが本プロジェクトの核となっている。

高層階に位置するため、皇居外苑や東京タワー、都心のスカイラインを一望できるロケーションを誇り、館内には 「1 Hotels」 を象徴するバイオフィリックデザインが随所に取り入れられ、再生素材や手仕事による仕上げを通じて、自然の質感と人の営みが感じられる空間が広がる。

38階ロビーでは、植物を用いた垂直型のボタニカルインスタレーションが来訪者を迎え、苔や再生木材、大谷石を組み合わせた彫刻的なエントランスが印象を残す。その奥には、禅の思想に着想を得たラウンジと石庭が配され、都心にいながら静けさに包まれる体験を生み出している。砂目調の壁紙や漆喰仕上げ、渓流を想起させる砂利のラインなど、日本の 「侘び寂び」 の美意識を現代的に再解釈した意匠も特徴的だ

客室は全211室。そのうち24室はスイートおよびペントハウスで構成され、5室のユニバーサルルームも備える。プリザーブドモスや再生素材を用いたアート、地元職人によるインテリアが配され、都市の喧騒から離れた静かなリトリートとして設えられている。

ダイニングにおいても、「1 Hotel Tokyo」 は持続可能性を中心に据える。地中海に着想を得たシグネチャーレストランでは、四季折々の食材と地域の恵みを生かし、ミニマルウェイストを意識した料理を提供する。ロビーラウンジ&バーでは、日本のジン文化に着目し、50種のジンライブラリーを軸にした体験型のカクテルプログラムを展開。「Neighbors Cafe」 は、ローカルゲストの日常使いにも寄り添う存在として設計されている。

イベントスペースは総面積約500平方メートル。東京タワーや東京湾を望む会場を備え、ブランド独自の 「Certified Sustainable Gatherings」 プログラムのもと、環境負荷を抑えたイベント運営を支援する。

ウェルネス施設では、日本と西洋の伝統を融合させたスパトリートメントや、24時間利用可能なフィットネス、自然光が差し込むインドアプールを用意。都市の中心で心身を再生させる滞在体験を提供する。

「1 Hotel Tokyo」 は、単なる新規ホテルの開業にとどまらず、都市と自然の関係を再定義する試みでもある。廃棄物の90%再利用を目指す運営方針や、滞在を通じて環境配慮を体感できる設計は、ラグジュアリーの価値を 「消費」 から 「共生」 へと転換するものだ。赤坂という都市の中枢から発信されるこの新しい基準は、今後のホスピタリティの在り方に一つの指針を示す存在となりそうである。


1 Hotel Tokyo
所在地:東京都港区赤坂二丁目17番22号
開業予定:2026年3月上旬
運営:MT&SH ホテルマネジメント合同会社

公式サイト
https://www.1hotels.com/tokyo

Instagram
https://www.instagram.com/1hoteltokyo/