情報化社会でビジネスをする上で、それぞれいくつかの情報ソースを持っているだろう。
そんなビジネスパーソン諸氏に今回紹介したいのが、与信管理システム「リスクモンスター」のYouTubeチャンネル「RismonCM」の人気コンテンツ「リスモン調べ」だ。
「リスモン調べ」では、時事ネタから「合コンしたいと思う企業ランキング」、「離婚したくなる亭主の仕事」といったくだけたテーマまで幅広く、世の中の実態をデータとともに動画で紹介。
時代の流れを掴むのに便利でわかりやすい「リスモン調べ」の動画撮影に、このほどFINDERS編集長・米田がゲスト出演することが決定!
果たして、米田の出演回は「リスモン調べ」の神回となるか? 収録当日の模様をレポートする
取材・文・構成:庄司真美 写真:神保勇揮
「リスクモンスター」ってどんな会社?
「リスクモンスター」公式サイトより
まずは動画の発信元の「リスクモンスター」について紹介しておくと、同社は与信管理システムを提供する会社である。
与信管理とは、倒産する可能性が低い安全な会社に対しては、与信を大きくして取引を拡大する一方、倒産しそうな危ない会社に対しては、与信を絞って取引を小さくすることで、与信リスクを低減することを言う。
つまり、「リスクモンスター」は法人間でビジネスをする際に信用度を図る物差しとなる、言わばビジネスのベースの部分を管理するツールとなる。
特に、どの業種でも使える「リスクモンスターの与信管理ASPクラウドサービス」は、上場企業や関連企業の約4割の導入実績があるほか、IPOを目指す成長企業も積極的に導入している。
日米の新旧リーダーとして、上司にしたいのは誰?
12月某日、東京・日本橋、リスクモンスター本社会議室。29回目の「RismonCM」の人気コンテンツ「リスモン調べ」の動画収録が行われるということで、慌ただしくリハーサルが繰り返される。
その傍らにはカメラの前で緊張した面持ちの編集長・米田の姿が。米田を挟み、左にはキャスター役の山本真由美氏、そして右側には、コメンテーターを務めるリスクモンスター株式会社 データ工場 工場長の川本聖人氏(実際の肩書きはサービス・コンテンツ本部 執行役員 本部長)が慣れた様子で着席する。
いよいよ本番がスタートする。今回のテーマは、「日米の新旧リーダー 上司にしたいのは誰?」。山本氏によるゲスト紹介の後、米田が受けた「リスモン調べ」の印象について語るところからトークはスタート。
米田:パンデミックの影響もあって、これからの時代、会社の価値や信用は予測不可能ですが、そうした部分にフォーカスし、チャンネルを持って発信しているのが面白いと感じました。
山本:この体制で番組が進むのは初めてですが、川本さん、いかがですか?
川本:いつも緊張しっぱなしなので、3人だとなんだか心強いですね。
左から/キャスターの山本真由美氏、FINDERS編集長・米田、コメンテーターでリスクモンスター株式会社 データ工場 工場長の川本聖人氏。
ここで山本氏が掲げた今回の調査のテーマは、「日米の新旧リーダー、上司にしたいのは誰?」。
4人のうち、「もっとも上司にしたいのは誰ですか?」という質問に対して、「リスモン調べ」の結果は、以下の通り。
1位:ジョー・バイデン(35.6%)
2位:安倍晋三(29.2%)
3位:菅義偉(22%)
4位:ドナルド・トランプ(13.2%)
(選んだ理由トップ4)※複数回答
1位:人柄がよい(44.8%)
2位:リーダーシップがある(28.4%)
3位:知識や経験が豊富である(25%)
4位:決断力がある(19.6%)
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山本:米田さん、山本さんはこの4人の中で上司にしたいのは誰ですか?その理由もあわせて教えてください。
米田:この4人だったらバイデンでしょうね。ご家族を事故や病気で亡くされた苦労人で、人種の多様性を重視した政治を行おうとする点はトランプとは真逆です。これまでのアメリカ第一主義から国際協調にシフトし、国際舞台から離れていたアメリカが再び、環境問題といったあらゆる問題にリーダーシップを持って取り組むことを期待しています。
川本:この4人の中から積極的に選ぶのは難しく、どうしても消去法になってしまいますね。米田さんが仰るようにバイデンにも注目したいところですが、大統領としての能力を考えると未知数。その点では、一番任期の長かった安部さんかなという気もしています。
山本:ちなみに、「2人ずつ比較した日本の新旧総理大臣で上司にしたいのはどちらですか?」という質問では、日本は安倍さん、アメリカは、バイデンさんが勝利しています。
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続いて、上記4人のうち、「もっとも上司にしたくないのは誰ですか?」という質問に対しての調査結果を山本氏が発表。圧倒的大差で以下の結果に。
1位:ドナルド・トランプ(55.2%)
2位:ジョー・バイデン(16.2%)
3位:菅義偉(14.4%)
4位:安倍晋三(14.2%)
(上司にしたくない理由トップ3)
1位:人柄が信用できない
2位:責任感がない
3位:リーダーシップがない
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山本:こちらの結果に対して2人の意見はいかがですか?
米田:トランプは熱狂的なファンもいますが、過激なところがあって部下に対しても無茶ぶりをしてきそうなイメージですよね。
川本:リーダーシップや責任感、人柄といったことは上司に必要な要素ですよね。今、手元のデータでそれぞれがどの項目で一番突出しているかを見ていますが、トランプと安部さんについては、「人柄が信用できない」という意見が多いですね。前大統領・前首相の人気の翳りは、そうした点からも見えるのではないでしょうか。
山本:トランプさんは、メディアを通して感情を露わにする印象が付いてしまっているので、上司にはしたくないと思う方が多いのかもしれないですね。
米田:何かあるとすぐにTwitterに投稿されますからね(笑)。それからトランプの場合、すぐ側近や部下をクビにしそうなイメージです。
山本:確かにそうですね(笑)。逆にお2人は、「理想の上司」はどういう人だと思いますか?
米田:僕の場合、人柄のよさよりも、心底唸らせてくれる頭のよさやスキルを持っている人は本当に尊敬できますね。もちろん、キャリアを積めば積むほどスキルは上がりますが、中にはどうやっても勝てないような天才的な人っているじゃないですか。そういう人には連いて行って何かを学びとりたいなと思います。
川本:一番は信頼できるということだと思います。あとは仕事ができて部下の面倒見がよくて、責任感やリーダーシップがあって……と挙げたらキリがないですが、私自身も部下には信頼できる人間でありたいですね。
山本:信頼してもらうために心がけていることはありますか?
川本:信頼にもいろんな意味があって、仕事に対して実直であることはもちろん、スキルの面でも信頼を得られるように意識しています。
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ここで、急に声色を変えて、「よし!じゃあ私は山本部下です。米田さんと川本さん、どちらの方が上司の対応としてありがたいと思うか、これより判断させていただきます!」と切り出す山本氏。
山本氏が部下の設定で、米田・川本氏それぞれに電話をかけた時の2人の対応をジャッヂすることに。まずは米田から。
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山本:今日ちょっと会社に行きたくないんです……。
米田:体調は大丈夫なの?
山本:体調は大丈夫なんですけど……。
米田:そういう日もあるよ。それじゃあ有給をとってみたら?俺が総務に言っておくから。
山本:えっ、いいんですか?今日めっちゃ優しいですね。ありがとうございまーす。
米田:いつもこうだよ。それでは体に気をつけてね。お大事に。
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かくして川本氏の部下への対応は?
山本:もしもし。あのですね、ちょっと家で飼ってる猫の調子が悪く、対応に困ってましてどうしたらいいですかね……?
川本:猫ちゃんはどんな様子なの?
山本:ごはんも食べずにうずくまっていて、こうなると私も仕事に行けそうにないのですが。
川本:では、ちゃんと病院に連れて行ってあげたら? 仕事の方はきちんと連携をとってくれれば、今日は有給をとって構わないから。
山本:いいんですか? ちょっと仕事も手につかない状態で……。
川本:今日やることがあるなら周りにもしっかり伝えて困らないようにしてくれればいいから。
山本:では川本さんから伝えていただいてもいいですか?
川本:はい、わかった。リーダーと話をして確認しておきます。山本さんは、熱とかはない?最近いろいろあるから気をつけてね。
山本:ありがとうございます……!
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このシミュレーションの結果、山本氏のジャッヂは、「2人ともいい上司だ!」ということで決着(笑)。
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山本:ということで、今回はありがとうございました!米田さん、今回の「リスモン調べ」特別編については記事になるんでしょうか?
米田:なります。プロですからどうにか成立させます。僕のギャグはカットしないでくださいね(笑)。
山本:それではみなさん、そちらもぜひご覧ください。ということで最後に川本さん、いつものいっときますか!
山本&川本:(FINDERSポーズを決めながら米田も一緒に)リスモーンしらべー!
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ということで、記事を成立させていただいた(笑)。
観るだけで世の中の傾向がわかりやすく得られる「リスモン調べ」の記事は第2弾、第3弾まで続く(毎月更新予定)。みなさま、動画とともに乞うご期待!
山本真由美
女優/落語家(桂 喬香)
5月11日生、兵庫県出身。映画「哀愁しんでれら」公開予定(21)、「あなたにふさわしい」(20)、「Every Day」(16)、「ナラタージュ」(17)、他。「カメラを止めるな!」主題歌Keep Rolling 、舞台・CM出演多数。現在は全国ネットラジオJFN「simple style-オヒルノオト-」金曜パーソナリティーを担当と活動の幅を広げている。