CULTURE | 2020/01/10

キャッシュレス時代の奇祭「仮想通貨奉納祭」!主催者が語る「祝祭」のアップデート

東京・中野新橋にある川島商店街で2019年11月9日、10日に、メディアアーティスト市原えつこ氏によるプロジェクト「仮想...

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東京・中野新橋にある川島商店街で2019年11月9日、10日に、メディアアーティスト市原えつこ氏によるプロジェクト「仮想通貨奉納祭」が行われた。ビットコインが奉納されるとインタラクティブに反応する「サーバー神輿」や、発酵デザイナーの小倉ヒラク氏協力の「奇酒のバイオ奉納」、アニマトロニクス研究者の中䑓久和巨氏のリアルな天狗面を使った「天狗ロボット」などが登場する、現代的な解釈でアップデートされた“祭り”となっており、クラウドファンディングサービスの「READYFOR」で支援を募り、約140万円を集め、さらにはデジタルハリウッド大学大学院の協賛も得たことで開催が叶った。

研究者、アーティストたちの協賛を得て、まちの商店街に異界が出現。開催後、「サーバー神輿」は「科学と芸術の丘」で展示されるなど話題を呼び、1月11日からは東京・初台のICCでも展示が行われる。

このデジタル奇祭はどのようにして生まれたのか。今回は作品制作だけでなくオーガナイザーとして主催・運営側の立場で尽力した市原氏と、メインの作品となる「サーバー神輿」の開発・実装を担当したテクニカルディレクターの渡井大己氏に話を聞いた。

聞き手・構成・文:石水典子

市原えつこ

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メディアアーティスト、妄想インべンター。1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。日本的な文化・習慣・信仰を独自の観点で読み解き、テクノロジーを用いて新しい切り口を示す作品を制作する。第20回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、アルス・エレクトロニカ賞でHonorary Mentionを受賞。近年の展覧会として「デジタル・シャーマニズム―日本の弔いと祝祭」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])、「Ars Electronica Festival」、「文化庁メディア芸術祭」など。

渡井大己

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メディアアーティスト、テクニカルディレクター。1985年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。 テクニカルディレクターとしてグローバルブランドをはじめとしたファッションショー、インスタレーション、ライブ等、広告・エンタメ分野での演出や開発を多く手がける。 アーティストとしては、プログラミングやデバイスを駆使し、テクノロジーがもたらす未来とオルタナティブな世界を具現化する作品群を制作。近年はAIや音声エージェントを利用したアートワークにも意欲的に取り組んでいる。 第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出。アルスエレクトロニカ賞にてHonorary Mention(栄誉賞)を受賞。

「死」を扱った反動で、「生」のエネルギーが強烈に魅力的に見えた

写真左が市原えつこ氏、写真右が渡井大己氏

――市原さんが「仮想通貨奉納祭」を行うことになった経緯を聞かせてください。2016年2月にあったフランスの写真家シャルル・フレジェの展覧会「YÔKAÏNOSHIMA」を見たことが祭りに関心を持ったきっかけだそうですね。

市原:2015年に発表した「デジタルシャーマン・プロジェクト」で、人の死についての作品を作っている時期があり、実際に自分の祖母が喪中だったこともあって、その時に「死」や「葬い」についてよく考えていたんです。その後に反動として、人間の生きるエネルギーが強烈に魅力的に見えた時期がありました。2016年に会社を辞めてフリーランスになった頃です。

「デジタルシャーマン・プロジェクト」でも作品にお面を使っていたのですが、シャルル・フレジェの作品にもお面を付けた妖怪が登場します。その妖怪たちのお面には人間の世界と異世界をつなぐ役目があったり、人を人ではないものにする作用があることに面白みを感じました。秩序立った社会の中で、私たちはなぜかこういった意味の分からない畏怖を感じるものや少し狂気じみたものに惹かれてしまう。つまり今の私たちに必要なものなのではないか思い、その気付きを最初に反映した作品が「都市のナマハゲ」です。

それで一旦、祭りへの熱が落ち着いたと思いきや、もっと意味の分からないことをしたくなってきてしまいました。この時はテクノロジー企業と協業させていただいたため、トンマナとしてはある程度テクノロジーを押し出した表現に無意識に寄せていた節もあったんです。

また「都市のナマハゲ」は映像作品としてアウトプットしたので、次は実際に東京で奇祭を行うことに関心がありました。フェイクニュースや虚構新聞のようになったら面白いと思って。とはいえ資金は手弁当だったので、具体的な制作は止まったままでした。そろそろ今年は作家として新作を発表しないとマズいと必要に駆られたこともあって、腰を据えて奇祭に取り組もうと覚悟を決めました。「仮想通貨奉納祭」は、私の中で2016年くらいから続いている祭りブームの集大成になります。

今回の祭りでは色々と副次的に作品が生まれていますが、その中でも仮想通貨着金の儀式に使う神輿がメインの作品で、渡井さんが設計・開発・実装を担当しています。

樽神輿では弱い。サーバー神輿だ!

仮想通貨奉納祭で実際に使用された「サーバー神輿」。ちなみに掛け声は「ペイやっ!」とのこと

渡井:ベースになる神輿の土台はえつこがメルカリで調達しました。最初は樽神輿(注:酒樽を用いた神輿)をベースにLEDを装飾していこうと話をしていて。

市原:最初に渡井さんにご相談した時点では、美濃の花みこしに近いイメージでシャンデリアアーティストにデコってもらおうと考えていたんです。ですが最終的に落ち着いたのは、たくさんの提灯が載っている万燈神輿にサーバーを連携した「サーバー神輿」(※)です。当初から案は出てはいたのですが、重そうだし絵的に地味だということで候補に残らなかったんです。それで樽神輿の案を考えていたのですが。

※サーバー神輿:仮想通貨の着金に応じてインタラクションする神輿。神輿にはサーバーを搭載し、大量のLEDファンが回転しながら発光し、ビットコインの着金に反応してバイブスを上げる「ワッショイ・セレブレーション機能」が発動する。(「仮想通貨奉納祭」公式ページより)

渡井:それは何か違うなと。仮想通貨ってハイスペックなパソコンを使ってマイニングして、たくさんの電気を使ってビットコインなりを取得するわけで、要は仮想通貨を想像するとサーバーのイメージが思い浮かぶんです。樽神輿をLEDで装飾するのは綺麗かもしれないけれど、陳腐なもので終わってしまう。どうしたらいいかと考えた時にサーバーだと。

電子マネーや仮想通貨は、物理的に触れられないものですよね。ですが現在の奉納は物理的な行動です。例えばハードウェアウォレットといった物理的なハードを奉納したら絵的にも面白い。この作品の場合はストーリーが重要なので、マイニングで使われるようなハイスペックPCや付随した電子機器をそのまま使った方が必然性もあります。

―― 着金すると光るのが面白いですね。

渡井:「サーバー神輿」は、観客や周囲の人に何かしら、仮想通貨が着金して奉納されたことが伝わる必要があります。そのためには光るのが一番分かりやすいし、祭りとの相性もいい。さらに音声で盛り上げます。

市原:クラウドファンディングのリターンに「神輿に願いの言葉を載せられる」というものがあるですが、その言葉を株式会社わたしはさんによるAIで音声合成して、音楽とともに打ち上げます。

渡井:着金すると光とともに謎の声が聞こえてきて。

市原:願い、煩悩、祈りのいずれかですね。

渡井:もしかしたら呪詛かもしれない。

「東京に土着した奇祭」を根付かせる

令和にアップデートされた電子射的「射-sha-的」。1000円でディズニーランド1DAYパスポート、1万円でハワイ旅行など投入した金額によって景品がグレードアップされる(ただしこの形態で実施すると各種法律に引っかかる可能性があるため、当日はデモプレイのみ)

―― 会場の川島商店街では、何だかよく分からないアートプロジェクトへの拒絶反応はなかったんですか?

市原:2016年に川島商店街からアートディレクターとしてオファーをいただき、商店街で代々続いていたお祭り「東京行灯祭」を「テクノロジー奇祭」として思う存分やらせていただきました。これが予想以上にいい祭りになって。今回、金銭が絡む若干センシティブな作品なので、神社のような伝統的で由緒正しい場所でやると、規制が強かったり炎上する懸念があり、ご縁があった川島商店街で「仮想通貨奉納祭」も開催することになりました。

商店街の人たちの懐が広く、「仮想通貨の神輿担ぎます」という変わった提案をしても、「何か分からないけれど面白いね」と受け入れてくださって本当にやりやすいです。神社だったらこんなに自由にはできなかったかもしれないですね。

発酵デザイナーの小倉ヒラク氏がディレクションした、群馬県の酒蔵「土田酒造」による、麹の割合を99%(通常の日本酒は20%)、精米歩合が90%(通常の日本酒は60%程度)という日本初の試みとなる「奇酒」が奉納。併せて当日はパリに酒造建設中のSAKEスタートアップ「WAKAZE」からは人気の「ブルーベリーどぶろく」の新種も奉納された

―― 商店街の方々のよく分からないものに対しての理解がすごいですね。

市原:そうですね。通常は商店街側との信頼関係をしっかり築いてからプロジェクトを進める必要があると思うので、外部から参入させていただく立場としてはかなり恵まれた環境です。

あと商店街の皆さんにも屋台や会場設営を手伝っていただけるのですが、夏祭りやハロウィンパレード、夜店市、朝市などと年に何回も祭りをやっていて慣れているので、とにかく祭りのリテラシーが高いんです。

不可解なものへの感度が似ている

―― 渡井さんが今回、神輿を担当することになった経緯はどのようなものだったんですか?お二人は、このプロジェクトより前からお知り合いだったんですよね。

市原:2017年から構想をあたためてきた奇祭をついに実行しようと思ってクラウドファンディングを初めて、募集期間が終わりそうなタイミングに渡井さんの顔がよぎったんです。たまたまというか。

渡井:必然というか。やり取りはほぼオンラインでバラバラに動いているのに、阿吽の呼吸だよね。

市原:サーバー神輿を作りたいと思った時に、神輿とはいえハードウェアの技術も必要な上に、今回やりたいことは仮想通貨の着金がトリガーになり光や音でインタラクションするものなので。冷静に考えると制作難易度が高すぎて、堅牢なハードの実装面も含め確かな技術力のある渡井さんに泣きついた形です。

渡井:僕は基本的に見たことのない、わけの分からないものを形にするのが得意なんです。逆にオーソドックスで実用重視のシステムにはまったく興味がなくて。

市原:「仮想通貨奉納祭」は早速、アルスエレクトロニカもキュレーションに加わる国際フェスティバル「科学と芸術の丘」に招聘いただいたのですが、千葉県松戸市の徳川家の文化財の中でテクノロジーアートを展示するために、展示作品のスペックや安全面などをシビアに問われるんですね。実際の作品はできていない時点で、サーバー神輿についても展示が決まり「図面を出してください」と言われて、「うーん、図面か」と困っていたら、ちょうど渡井さんが図面を作成していて。

―― ツーカーじゃないですか。

市原:もともと私が学生の頃、大学の先輩だった渡井さんとは初期の作品を一緒に制作していました。

渡井:大根に触れると女性のあえぎ声が聞こえるという、「セクハラ・インターフェース」を一緒に作ったんです。

市原:その後もエロ系の作品を次々と一緒に作っていて。

渡井:まぁ、怪しい類の作品です。

市原:藤井直敬さん(株式会社ハコスコ代表取締役)とコラボレーションしてからしばらくは一緒に制作していなかったんですけれど。

渡井:僕は今フリーランスとして、デジタルコンテンツなどのクライアントワークに携わりながら、アーティスト個人としての制作や別のアーティストと組んだ活動をしています。

市原:前回渡井さんと組んでから、4、5年ほど一緒にやっていなかったのですが、久しぶりにやることになったら異様に息が合うし、なぜか言外のニュアンスを分かってくれるという。

渡井:妄想の弾み具合、ブレストの弾み具合が他の人とやっぱ違うなと思いましたね。

「セクハラ・インターフェース」は名前だけで100点満点

―― 「仮想通貨奉納祭」は名前だけ聞くと面白そうですが、何だかよく分からないという印象があります。そもそもこの祭りは、市原さんの頭に浮かんだ抽象的なイメージが最初にあったんですか?

市原:名前が先行で、クラウドファンディングを開始する直前に、「仮想通貨奉納祭」というタイトルがまず頭に浮かびました。これまでの作品「セクハラ・インターフェース」や「デジタルシャーマン・プロジェクト」もプロジェクトの中身がぼんやりとしか決まっていない中で、名前から降りてきた感じです。

渡井:えつこはもともといい妄想の種を持っているんですよ。「セクハラ・インターフェース」の時でいうと、名前の響きだけで100点みたいな。

―― ははは(笑)。

市原:中身はよく分からないけれど、渡井さんと試作を繰り返していくうちに、大根が喘ぐようになってしまったと。

渡井:妄想に火に油を注ぎつつ、しっかりと収束させていく感じですね。

市原:一般的なエンジニアさんだと、技術の面は突き詰められるけれど、形にしていくなかでアーティスト的な目線では、作品が面白くない方向にしぼんでしまうこともある。ストーリーと実装との紐付けをしつつ、狂気に狂気を注ぎながらも、ちゃんと美的に洗練させつつ着地させてくれるのが、「セクハラ・インターフェース」の頃から共通している渡井さん特有のテクニカルディレクターであり、アーティストとしてのセンスです。その翻訳がショボいと、「こんなはずじゃなかった」というものが出来上がるので。例えばよく分かっていない外注の開発者さんに頼むと、「とりあえず作りました」みたいな感じになってしまうと思います。

渡井:えつこが言っている言葉の節々でどこが重要なのか、「そこが引っかかっているんだ。じゃあそこを掘ってあげた方がいい」と、僕はなんとなく分かる。メディアアーティストを含め、アーティストは見たことのない、不可解なものに対しての感度が高いので、制作ではそういった不可解なものにフォーカスする必要があります。そういったものづくりの尺度やベーシックなポリシーについてはお互いに共通していることだと思います。

市原:それは国が違っても一緒です。アーティストは不可解なものへの解釈とクオリティコントロールのどちらもが必要で。

渡井:そう、優秀な作家ほどそれがうまくできると思います。

クラウドファンディングと祭りは似ている

古い電化製品を使ってさまざまな楽器・音楽を生み出す音楽ユニット「ニコス・オーケストラボ」による古家電祭り囃子。写真中央の「楽器」はブラウン管テレビの画面部分を叩くとそれぞれに対応したサウンドが鳴る仕組み

―― 今回、市原さんは祭りの運営をメインに担当されているんですね。

市原:はい。今回の祭りのシンボルになる作品は神輿ですが、私はオーガナイザー的な立場も兼任しています。イベント運営や参加者の募集と調整、クラウドファンディングのリターン制作・管理、プレスリリースの配信、協賛資料の用意や交渉、アルバイトスタッフさんの募集や採用など通常はアーティストがやらないところもやっていて、制作以外の大量の雑務がヤバいという。

渡井:プロジェクトマネージャーがいればやってもらえるところをやらざる得ない状態だね。

市原:ただ、あえて祭りの運営を自分でやってみたかったこともあります。人のエネルギーが集まり盛り上がる「祭り」という現象自体に関心があって。ただ実際やってみると大変すぎて、プロジェクトマネージャーが欲しいと本気で思ってます。

―― 市原さんが運営サイドで一番苦労されていることはなんでしょうか?

渡井:資金調達。

市原:金策もそうですね……。これまでクラウドファンディングは効率のいい資金調達方法ではないと個人的に思っていて、あまり積極的にやらなかったのですが、前作「都市のナマハゲ」でできなかったことをやりたくて今回は試験的にやってみました。

ただ、クラウドファンディングをやってみると、いろんな方の応援でお金が集まるところが祭りと似ていると思いました。町内会の祭りなんかは、いろんな人がお金を出し合いますよね。今回のクラウドファンディングでは、リターンに「【闇の裏情報】裏の役立ちノウハウ。ギブアンドテイクの仁義コース」っていう、クリエイターがメディアに上手くPRするためのノウハウをまとめた情報商材も出していて。

渡井:胡散くさいなあ。

市原:あえて胡散臭くしているところもあるんですよ。人間には多様な側面があるから、綺麗事や善意ドリブンだけだと不充分だなと思って、あえて血なまぐさいギブアンドテイクの形を打ち出したら、意外にもご好評をいただき次々と売り切れました。「READYFOR」のキュレーターの方から「なるべく作品と紐づいたリターン設計にしたほうがいい」とアドバイスをもらったので、法被(はっぴ)や、神輿にのせる願いをのせる権利、神輿をかつげる権利のような参加性のあるものをリターンにしました。

また、神輿の制作費や祭りの運営費がどんどん膨らんで焦っていたところで、なんとデジタルハリウッド大学大学院様から協賛のお申し出をいただいてプラチナスポンサードも決定しました。

お金は愛と同じエネルギー

―― クラウドファンディングの募集ページで市原さんは、共同体の維持や慰霊、厄災の抑止といった祭りの合理性について指摘していますよね。今回の祭りで期待している効果は何でしょうか?

市原:一般的にお金は汚いものだと思われていますが、結局はエネルギーで、愛と一緒なんだというお話を知人の修験者の方から伺いました。熱を注ぎたい何かがあって、それに対して何らかの価値を提供することが奉納で、だから稲や酒を納めたんだと思うんです。それが銅貨に変わり、お札に変わり、時代に合わせてどんどん変化しているので、キャッシュレス時代の今に合わせて祭りをアップデートするところがあってもいいのではと思ったことが「仮想通貨奉納祭」を発想した原点です。

仮想通貨は、一般的な外貨送金よりも国境を越えやすいのがいいところです。世界中から一点にエネルギー(お金)が集まって、その都市が盛り上がればと考えています。

―― 「東京で」祭りをやることに何か狙いはあったんでしょうか?

市原:下町などは例外ですが、東京にはたくさんの都市型フェスやクラブのフェスがあっても、土着的な祭りがあまりないですよね。

―― 同じ東京でも、都心部の屋内でやるフェスと地域の祭りでは、コミュニティとしてのイメージが全く異なりますね。

市原:箱を借りて、そのクラスタの人たちが集まって盛り上がる感じですが、そうではなく、東京に土着したその地域の人が集まる祭りにしたいと思いました。東京だけにこだわらず、ヨーロッパでやっても面白いかもしれないですね。

―― この奇祭は今後もアップデートをしながら続けられる予定ですか?

市原:そうですね。東京に奇祭を伝承として根付かせたいと思っています。


Exposing the Limit——メディア・アートとテクノロジーが見せるもうひとつの“未来”
会期:2020年1月11日(土)〜3月1日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
開館時間:午前11時〜午後6時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合,翌日)、2月9日(日)
*休館日以外においても開館時間の変更および休館する可能性があります。ICC公式ウェブサイトでご確認ください。
入場料:一般・大学生 500円(高校生以下無料)
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2020/open-possibilities/

「Exposing the Limit——メディア・アートとテクノロジーが見せるもうひとつの“未来”」アーティスト・トーク
出演:市原えつこ、INTER–MISSION、やんツー、Waft Lab
司会:リアル・リザルディ
日時:2020年1月11日(土)午後3時〜5時
会場:ICC 4階 特設会場
定員:150名(当日先着順)
入場:無料(展示をご覧になる場合は,別途入場料が必要です)
日英通訳つき
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2020/open-possibilities-artists-talk-jan-11-2020/