EVENT | 2019/12/25

年末年始に使える!人を紹介するフレーズ【連載】ハーディソンの「口癖」にしたい英会話(7)

ついに2019年の最終回となりました。それにしても、あっという間でしたね……!「Time f...

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ついに2019年の最終回となりました。それにしても、あっという間でしたね……!「Time flies」(時間は飛ぶように過ぎる)とはよく言ったものです。

年末年始ということで、今回はいつもとはひと味違う、culturalなお話もさせていただこうと思います。

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フィー・ハーディソン

ライター、クリエイター

高校教師や大学留学課事務、バーテンダー、通訳・翻訳家、といった特殊な経歴を持ち、その経験を活かしてブログやYouTubeで活動。『New York Times』に取り上げられるなど、クロスカルチュアルな知識を広め、活動の幅を広げている。

年末年始にSNSに溢れる「New Year’s Resolutions」(来年の抱負)のハッシュタグ

みなさんは来年の抱負はもう決まっていますでしょうか? 私は……「Start a podcast」(ポッドキャストを始める)でしょうか。

ちなみに来年の抱負を英語では、「New Year’s Resolutions」といって、年が明けるとTwitterやInstagramにも「#newyearsresolution」のハッシュタグが溢れます。合わせて「New year, new me!(新しい年、新しい自分!)」といった言葉もよく見かけるようになります。

よくある抱負の例を紹介しましょう。

Negativity free!(ネガティブなことはしない、近づかない!)
Drink less alcohol!(アルコールの量を減らす!)
Get in better shape!(より良い体型になる!)

みなさんはどのようなResolutionsがありますか? 年が明けた時にぜひハッシュタグを検索してみてください。

出会いの多い年末年始に、友達同士を紹介するフレーズを

さて、日本では新年は家族で過ごすのが一般的だと思いますが、アメリカでは逆に恋人や友達と過ごすのが一般的で、家族で過ごすのは感謝祭になります。

なので、New Year Partyには友達やそのまた友達なんかが出席していたり、クラブで年越しをしたりと、新しい出会いもたくさん溢れています。ちなみに大晦日のことを英語では、「New Year’s Eve」略して「NYE」といいます!

出会いの多い大晦日にちなんで、人を紹介してもらう時や、紹介される時に使う英語独特(特にアメリカ特有)の言い方をご紹介します。


Mae: Kacy! Let me introduce my friend to you!
(メイ:ケイスィー!友達紹介させて!)

Kacy: Huh?
(ケイスィー:へ?)

Mae: Jane, Kacy, Kacy, Jane!
(メイ:ジェイン、こちらケイスィー、ケイスィー、こちらジェイン!)

Kacy: Oh hey, nice to meet you!
(ケイスィー:ああどうも!はじめまして!)

Jane: Mae always talks about you! Nice to finally meet you!
(ジェイン:メイがいつもあなたの話をしてるよ!ようやく会えたね、はじめまして!)

共通の友人である人物が中心となって、他人同士の2人を交互に見ながら名前を呼ぶだけで紹介になります。

特にガヤガヤしている場や、パッと終わらせたい時、お互いにお互いのことをすでにやんわり知っているような時に、こうやってサクっと終わらせることがあります。

もう少していねいに紹介するとなると次のような言い方になります。


Mae: This is my friend Jane, we were roommates in college. This is Kacy, we know each other since high-school.
(メイ:友達のジェイン、大学でルームメイトだったんだ。こっちがケイスィー、高校の頃から知ってる)

もしかすると、冬ならではのこんな会話もあるかもしれません。

Luke: Why are you in half-sleeves!? It’s a sweater weather, my guy!
(ルーク:なんで半袖なの!?セーターの季節だよ!)

Matt: It’s not THAT cold.
(マット:そんなに言うほど寒くないよ)

Luke: What’s that goosebumps then?
(ルーク:じゃあその鳥肌はなんだよ?)

肌寒くなってきてセーターを着るのがちょうどいい季節を「sweater weather」と呼ぶことがあります。アメリカのロックバンド、The Neighbourhoodにも「Sweater Weather」という名曲がありますね。

季節の変わり目に薄着をしすぎてしまった時なんかに登場する「goosebumps」は鳥肌のことです。アメリカでは「chills」と言うこともありますが、これはどちらかというと寒さからではなく、感動や衝撃、人から触られた時などに出る鳥肌を指すことが多いです。

さらに、sweaterと言えば「ugly sweater」(ダサいセーター)!

アメリカではクリスマスにダサいセーターを着る習慣があります。これは元々、母親やおばあちゃんの家にクリスマスに行くと、ダサいセーターをプレゼントされてしまい、着るしかなくなってしまう状況から始まったカルチャーです。

オンラインショップを探せばセンスのあるugly sweaterがたくさんありますよ! 来年に向けてぜひugly sweaterをリサーチしてみてください。私はRick and Mortyのugly sweaterを狙っています……(笑)。

それではみなさん、Wish you a very happy new year! (よいお年を!)