文:三浦一紀
Wi-Fi経由でメモをDropboxに保存できる
デジタル全盛期の現代においても、メモは紙とペンというアナログ派も多い。しかし、書いたメモを後から見返すときに検索性が悪いことから、徐々にメモすら取らなくなってしまったという人もいることだろう。
かといって、スマホでメモを取るのもまどろっこしい。やはり紙とペンでサラサラっと書くほうがしっくりくる。
そんなアナログとデジタルの間(はざま)で悩んでいる人にオススメしたいのが、「Freno」(フリーノ)だ。
Frenoはいわゆるデジタルノート。6.8インチの電子ペーパーディスプレイを搭載し、付属のデジタルペンで手書きメモを書くことができる。デジタルペンは電池交換や充電は不要。ペン上部は消しゴム機能が搭載されている。
本体は240gと軽量。内蔵メモリには約1万3000ページ分のメモを保存しておくことが可能。紙のノート(A6サイズ)に換算すると約417冊約15kg分となる。また、PDFファイルを取り込んでそこにメモを書き込むことも可能だ。
ノート作成時はフォーマット(背景)を選択することが可能。シンプルな横罫や方眼、ドット方眼などのほか、ToDoリストやスケジュールなどのフォーマットもあるので、用途に応じて使い分けられる。
保存したメモはUSB経由またはmicroSDカード経由でパソコンに取り込めるほか、Wi-Fi機能が内蔵されているのでDropboxと同期させることも可能。Frenoのメモをパソコンやスマートフォンで手軽に共有できる。
カラーはブラウン、グレー、ブラックの3色。現在Makuakeにて支援受付中。3万8000円(税込)で購入可能となっており、2020年4月までに発送される予定だ。
紙のノートの不満を解消するデジタルノート。ビジネスからプライベートまで幅広く活躍するだろう。