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2ちゃんねる生まれの「詭弁の特徴のガイドライン」が、Twitterでのごまかしの議論を見破るのに最適と話題に
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  • 2019.10.16
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2ちゃんねる生まれの「詭弁の特徴のガイドライン」が、Twitterでのごまかしの議論を見破るのに最適と話題に

Photo By PAKUTASO

文:岩見旦

Twitter時代に2ちゃんのテンプレが再評価

Twitterで議論に巻き込まれ言いくるめられた際、その時は確かにと思っても、後々振り返ると何か変だと感じることはよくある。

もしかしたら、それは「詭弁」で騙されたのかもしれない。詭弁とは、一見正しいように思えるが、実は言い方を工夫しているだけの論理展開のこと。自らの主張を通すため、ごまかしの議論が組み立てられたものなのだ。

そんな詭弁に騙されないため、読んでほしいのが「詭弁の特徴のガイドライン」だ。詭弁の特徴が19条にわたって例示されており、元々は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のガイドライン板内のスレッドで生まれたテンプレートだ。

ニコニコ大百科によると、2006年に以降新たなスレッドは立てられていないが、2ちゃんねるの他の板や2ちゃんねる以外のネットサービスの記事に、この条文のコピペや改変したものを見ることができるという。

そして、この「詭弁の特徴のガイドライン」が誕生から10年以上の時を経て、今Twitter上で再度注目を集めている。なにはともあれ、まずは条文をご覧いただこう。

「犬は果たして哺乳類か?」を詭弁で反論

こちらが「詭弁の特徴のガイドライン」だ。「犬は果たして哺乳類か?」という議論で、肯定する意見に対する否定論者の意見として説明される。

1.事実に対して仮定を持ち出す
「犬は子どもを産むが、もし卵を生む犬がいたらどうだろうか?」

2.ごくまれな反例をとりあげる
「だが、時として尻尾が2本ある犬が生まれることもある」

3.自分に有利な将来像を予想する
「何年か後、犬に羽が生えないという保証は誰にもできない」

4.主観で決め付ける
「犬自身が哺乳類であることを望むわけがない」

5.資料を示さず自論が支持されていると思わせる
「世界では、犬は哺乳類ではないという見方が一般的だ」

6.一見関係ありそうで関係ない話を始める
「ところで、カモノハシが卵を産むのは知っているか?」

7.陰謀であると力説する
「それは、犬を哺乳類と認めると都合の良いアメリカが画策した陰謀だ」

8.知能障害を起こす
「何、犬ごときにマジになってやんの、バーカバーカ」

9.自分の見解を述べずに人格批判をする
「犬が哺乳類なんて言う奴は、社会に出てない証拠。現実をみてみろよ」

10.ありえない解決策を図る
「結局、犬が卵を産めるようになれば良いって事だよね」

11.レッテル貼りをする
「犬が哺乳類だなんて過去の概念にしがみつく右翼はイタイね」

12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「ところで、犬がどうやったら哺乳類の条件をみたすんだ?」

13.勝利宣言をする
「犬が哺乳類だという論はすでに何年も前に論破されてる事なのだが」

14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
「犬って言っても大型犬から小型犬までいる。もっと勉強しろよ」

15.新しい概念がすべて正しいのだとミスリードする
「犬が哺乳類ではないと認めない限り生物学に進歩はない」

16.すべてか無かで途中を認めないか、あえて無視する
「すべての犬が哺乳類としての条件を満たしているか検査するのは不可能だ(だから、哺乳類ではない)」

17.勝手に極論化して、結論の正当性に疑問を呈する
「確かに犬は哺乳類と言えるかもしれない、しかしだからといって、哺乳類としての条件をすべて持っているというのは早計に過ぎないか」

18.自分で話をずらしておいて、「話をずらすな」と相手を批難する
「現在問題なのは犬の広義の非哺乳類性であり、哺乳類であるかどうかは問題ではない。話をそらすな」

19.権威主義に陥って話を聞かなくなる
「生物学の権威じゃないおまえには犬について議論する資格が無い。生物学者に意見を聞きたい」

この条文自体が詭弁を論理的に説明するのに信用性が高いというわけではなく、あくまで2ちゃんねる発祥のネタの一つとして受け止めてもらいたい。

詭弁を見破るのに大切なのは疑う姿勢だ。Twitter上で議論を吹っかけられた時、本当にその言い分が正しいのか、今一度立ち止まってこの条文と照らし合わせてほしい。


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