ITEM | 2019/07/10

美しいデザインとパワフルなサウンドが魅力!Appleのスマートスピーカー「HomePod」がいよいよ日本でも今夏発売

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Appleのスマートスピーカー「HomePod」が、ついに今夏、日本でも発売されるこ...

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Appleのスマートスピーカー「HomePod」が、ついに今夏、日本でも発売されることとなった。海外では2018年より発売していただけに、発売を待ち望んでいたAppleファンも少なくないはずだ。気になる価格は3万2800円(税別)。ボディカラーは、ホワイトとスペースグレイの2色がある。

伊藤僑

Free-lance Writer / Editor 

IT、ビジネス、ライフスタイル、ガジェット関連を中心に執筆。現代用語辞典imidasでは2000年版より情報セキュリティを担当する。SE/30からのMacユーザー。著書に「ビジネスマンの今さら聞けないネットセキュリティ〜パソコンで失敗しないための39の鉄則〜」(ダイヤモンド社)などがある。

置かれた場所に適合し原音に忠実なサウンドを届ける

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2017年のWWDCで発表され、海外では2018年より発売されていたHomePodが、この夏、やっと日本でも購入できるようになる。スマートスピーカーを購入するなら、音の良さやデザインの美しさなど、Appleらしいこだわりが随所に見られるHomePodを選びたいと首を長くして待っていたら、気がつけば1年以上経ってしまっていたというのが、今の正直な印象だが。

HomePodのボディサイズは、直径142mm、高さ172mmとスマートスピーカーとしては標準的だ。だが、そのコンパクトなサイズからは想像できないほどの、レンジの広い重低音を体感できる。

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筐体上部には、Appleが設計し、上向きに配置した高偏位ウーファーを配置。6つのマイクを備えたマイクロフォンアレイが低音EQマイクロフォンとともに、設置する部屋の低音域レスポンスに与える影響を分析して補正し、一貫した豊かなサウンドを届けてくれる。パワフルなモーターが振動板を20mmもの幅で振動させることで、音量が低い時でも低音が際立って聞こえる点も魅力だ。

また、専用に設計された7つのビームフォーミングツイーターのアレイは、各ツイーターごとにアンプを備えており、優れた方向制御を実現。筐体基部の回りに配置するフォールデッドホーン方式の採用により、音楽の流れを中心に向かわせてから外部に向け360度の方向で送り出すことで、包括的な空間感覚をもたらしている。

HomePodは音がいいことから大音量で音楽を楽しみたくなるが、そんな時でも「Hey Siri」と話しかける際は、大きな声を出す必要がない。筐体の回りに配置された6つのマイクロフォンによって、部屋中の音を拾うことができるからだ。

Apple MusicやSiriと連携させることで、より豊かな音楽体験を私たちにもたらしてくれることだろう。

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HomePod開発においてもセキュリティを重視

HomePodを製品化する際にも、セキュリティを重視するAppleの姿勢は貫かれている。

「Hey Siri」という言葉を認識したあとにユーザーが話す内容は、暗号化され、Apple IDに結びつけられことなく匿名でAppleのサーバーに送られる。スマートスピーカーは、プライベートな空間で利用する場合く、スマートホームのコントロールや、家族みんなのタスクのサポートする役割も担うだけに、その安心感は大きい。


Apple HomePod