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「感性」と「アイデア」の拡張で、テクノロジーを昇華する AR三兄弟・川田十夢氏、アーティスト・スプツニ子!氏【FINDERS DAY 2019イベントレポート】
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  • 2019.07.04
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「感性」と「アイデア」の拡張で、テクノロジーを昇華する AR三兄弟・川田十夢氏、アーティスト・スプツニ子!氏【FINDERS DAY 2019イベントレポート】

去る2019年4月10日に開催したFINDERS創立1周年記念イベント「FINDERS DAY 2019」では、「暮らしと仕事」「編集」「感性とアイデア」の3つの異なるフィールドから、既成概念を拡張し続けるフロントランナーによるトークセッションを実施した(1stセッション「暮らしと仕事の拡張」の記事はこちら2ndセッション「編集の拡張」記事はこちら)。

おかげさまで満員御礼となった当日のイベントより、3rdセッションの「感性とアイデアの拡張」をテーマに、AR 三兄弟長男・川田十夢氏、アーティストのスプツニ子!氏のご両名をゲストにお迎えしたトークセッションの模様をお届けしたい。

テクノロジーやアートを昇華し続ける名手たちの思いやこれからのビジョンとは?

聞き手:米田智彦 取材・文・構成:庄司真美 写真:松島徹

アーティスト「スプツニ子!」の登場に衝撃を受けた川田氏

右から:AR三兄弟長男・川田十夢氏、アーティストのスプツニ子!氏、編集長・米田智彦。

はじめに、3人の接点について話し合う一同。実は、6~7年前にスプツニ子!氏とシェアオフィスメイトだったという編集長・米田。

一方、川田氏は、スプツニ子!氏がイギリスの大学院・ロイヤル・オブ・アートカレッジ在学中にロンドンで発表していた幻のDVD作品を手にしていたことが明らかになった。学生当時は、自分の作品や活動をDVDにして手売りで地道にPRしていたというスプツニ子!氏。そして当時、その作品を見て、これまでにはないメディアアートの登場に衝撃を受けたと語る川田氏。

川田氏の作品として会場で披露されたのは、ビートルズのジャケットで有名なイギリスのアビー・ロードをホログラムの動物が歩くほか、街中にキリンやゾウが実寸で現れるという眼からウロコのAR映像の数々……!

米田:川田さんはどんな流れでアイデアを想起しているんですか?

川田:まずは身の回りにアイデアを実装できるかどうかを考えますね。大元を遡ると、大学は中央大学で、近くに多摩動物園があったのでよく行っていて、いざ大人になってみると当時が懐かしく、動物を放し飼いにしたいというアイデアが僕の中にありました。たとえば、キリンを渋谷の街中で放し飼いにすると、ちょうど信号と同じくらいの高さになるんですよ(笑)。

そんなアイデアを書きためては、AR(拡張現実)で実証しています。今のARは実寸大でできるので、僕が住んでいるマンションにゾウを置くと駐車場の方まではみだすということがわかります。

それから、アイデアの段階では大熊座の星座は横から見ると熊のかたちしか想像できなかったのですが、おそらく別の惑星から見たら全然違う形をしていると思いました。それをARで実装してみたこともありますよ。

ほかにも、ネタとしてやっているのは、ドラマ「東京ラブストーリー」をベースにARを実装したり。ちょっと笑えるようなくだらないことをやっているうちに必要な技術が出てきて、それを覚えておいて、展開図を実装してはARで展開しています。

あとはARで自分の体をスキャンして、バック転している人のデータを入れて、僕がバック転しているような映像も作ってみました(笑)。分身を拡張するというか、3倍に展開するイメージですね。僕もそうですが、たとえば、芸人の千原ジュニアさんなど、意外性がある人にバック転させると面白いんですよ。

米田:確かに面白いですね(笑)。まさに、感性とアイデアの実装を繰り返しているわけですね。

ユーモアとテクノロジーを組み合わせて問題提起するアート

一方、スプツニ子!氏の作品紹介として、ロンドンの大学院時代の卒業制作「生理マシーン、タカシの場合」のイメージが披露され、一同釘付けになるひと幕も。これは、男性も生理を体験できるように、実際におなかに電流が流れることで鈍い生理痛を生じさせ、後ろから血液が出てくるという衝撃の装置だ。

「生理マシーン、タカシの場合」のイメージビジュアル。

米田:これはやばいですよね(笑)。どんなコンセプトで考案したんですか?

スプツニ子!:もともと私はイギリスで数学とコンピュータサイエンスを専攻していたのですが、当時のコンピューターサイエンスのクラスは1学年100人中9人しか女性がいなかったんですよね。しかも、ほとんどが英国のエリート進学校出身のイギリス人男性でした。ですので、テクノロジーがいかに偏った視点で開発されているのか、目の前でよく見ていました。

そういった状況に対する皮肉とアンチテーゼ的な気持ちで、女性の生理を男性も体験できるデバイスを開発してみました。それを1年でも男性が装着すれば、相互理解も深まって、世界はもっと平和になるのではと考えたのです。同時に、SNSで協力メンバーを募って、生理マシーンを身にまとうタカシ君を主人公にしたMVを作りました。曲は自作で歌は私が歌っています。それをYouTubeにアップしたら、あっという間に広がって、気づいたらニューヨーク近代美術館に展示されていました(笑)。

もちろん、出世作という意味では私にとって大きい作品ですが、これを作った明確な理由があります。私は日本生まれ日本育ちの外国人女性。数学やコンピューターが好きだけど、「数学やプログラミングは男子がやるもの」というステレオタイプが日本にもイギリスにもありました。特に日本は女性や外国人に対する偏見が強く、90年代は「女性は男性より3歩さがり、男性に愛され選ばれて、結婚、産して家庭に入るのが幸せ」みたいなイメージが当たり前にメディアで氾濫していて、ずっと「この世界は完璧でない、理不尽なところがたくさんあるな」という気持ちを抱えていました。ほかにも、所得格差の問題や、女性・外国人・LGBTなどのマイノリティの視点が配慮されない社会への危機意識があって、テクノロジーを通し、今の社会システムやルールを疑っていくような活動をしたいと漠然と考えていました。

米田:スプさんが発表する作品はどれも、マイノリティやジェンダーといった視点がかならず1つ入っていて、しかもそれをただ単に社会的なメッセージとしてではなく、テクノロジーやユーモアを掛け合わせて、人をクスッと笑わせながら問題提起するのが特徴ですよね。

スプツニ子!:真面目そうなトピックが多い分、ストレートに怒るより、ユーモアを交えることで伝わりやすくなることがありますね。

米田:それにしても、現代アーティストが自ら歌って、それをプロモーションビデオで発表するなんて斬新だよね(笑)。

スプツニ子!:当時は現代アートなのか何なのかも分からずに作ってました(笑)。しかも、もともと過激な歌詞の音楽を作ってロンドンでライブしているような、クレイジー大学生だったのですが……(笑)。

川田:その時代に僕はスプさんを知って、ヤバいなと思いました(笑)。

スプツニ子!:恥ずかしくなってきました(笑)。その当時に作った「生理マシン」については、徴兵制度のように「平和と相互理解のため頑張ります」ということで、男性が1年ぐらい生理になる期間があってもいいだろうと考えました。一方で、女性は1年どころか30年以上の期間、生理で毎月お腹を痛めて血を流しているわけです。それをたった1年でも体験することで、男性の人類としての意識が変わるんじゃないかなと思いました。

米田:働き方改革についても、そもそも女性自体がマイノリティだと前におっしゃっていましたよね。

スプツニ子!:特に日本は、会社組織にしてもテック業界にしても、男性のルールで書かれているものがいっぱいありますが、本人たちは無自覚。悪気なく男子校みたいになってしまっているのが現状だと思うんです。

米田:確かに社会にはびこる“男子校感”ってありますよね。

スプツニ子!:以前、「テクノロジーで未来を考える」といった趣旨のイベントのゲストに呼ばれたとき、約50人の出演者中48人が日本人男性だったんです。明らかに偏っていますよね。ただ主催側はまったくその異様さに気づていないというか、本当に悪気がなかったと思うんです。だけど彼らがイベントで議論する「未来」も人口の半分は女性ですし、未来にはもちろん外国人もLGBTの人もいる。彼らの声がそんな趣旨のイベントで反映され続けないのはどうだろうと思います。私は当たり前の事実を当たり前に指摘してるだけで、説教してるつもりもないですが、オープンに意見を言うことで、みんなの意識が変わるといいなと思っています。

米田:そこにユーモアとアートが大事なわけですね。

スプツニ子!:笑い飛ばしながら、変えていくイメージですね。人は怒りより楽しさにに惹かれるものだと思うので、ユーモアはいつも大事にしています。

ここで、スプツニ子!氏が近年発表した遺伝子組み換えシルクを使ったインスタレーションを紹介。これは、農研機構の研究者たちと一緒に、蚕にクラゲとサンゴの遺伝子を入れると吐く糸が緑や赤に光る性質を利用したアートだという。

米田:これはどこから発案したのですか?

スプツニ子!:日々、いろいろな研究ニュースを見ていますが、中には「これは面白い!」と思えるすごい技術が見つかります。ある日この研究を見つけて感動して、さっそくその研究者にコンタクトを取りました。当時、「科学は神話世界の生き物をつくれるか?」という問いに興味があったので、蚕の遺伝子操作をすることで、蚕が吐く糸が赤く光って恋に落ちるホルモン「オキシトシン」が入った、神話の世界にしか存在しないような「運命の赤い糸を吐く蚕」を作れませんか?という相談をして、実際に作りました。

米田:あらゆる人と積極的にコラボすることで、感性とアイデアを拡張していますね。スプさんの自伝『はみだす力』(宝島社)を読みましたが、自分の力だけでなく、色々な人を巻き込んでチームで共創していけば、あらゆるものが作れるということが書かれていました。特にTwitterでメンバーを募集すると自分の予想外のことが起こりますよね。それも現代的なスタイルだなと思います。

スプツニ子!:今手掛けているプロジェクトもTwitterでチームを集めていて、金銭のやりとりだけでなく、一緒にアートを作りたい!という人とやる方が面白いなと感じています。

さらに、スプツニ子!氏が今年の5月に発表した作品「東京減点女子医大」について触れる編集長・米田。これは、東京医大で女性の受験生の採点が一律で減点されたというスキャンダルを元に発案された作品だ。

「東京減点女子医大」のイメージビジュアル。

スプツニ子!:日本の伝統的な医大受験で減点され、排他された女たちによる秘密結社的大学というフェイクの大学を創設し、大学案内も作っています。私が学長で、理事はアーティストの西澤知美さん。

米田:患者さんを運ぶ時は力が必要だから男性じゃないといけないといった論調もありましたよね。

スプツニ子!:くだらない論調ですよね。OECD34カ国の女医率は46%で、カナダも女医率41%ですけど、医療はしっかり回っていますから(笑)。日本の医療は、医者を人間扱いしていない厳しい労働環境をまず変革するべきですが、それでも医療界があまりに男性ドクターの採用にこだわるため、優秀な女性が医療界から排他されてしまう現状があるわけで。これはそんな日本の状況に対するブラックユーモアを込めた作品です。減点された優秀な女性も日本の医療に貢献したいということで、この大学では女子学生たちが日本が求めてやまない「無敵のエリート男性スーパードクター」を製作し、ドローンで日本中の病院に配達します。「ジャパンタイムズ」ともコラボレーションして「減点された女子のための新大学設立!学生募集!」という号外を出したんですよ(笑)。

六本木アートナイト2019で配布された号外新聞。
画像転載元:六本木未来会議

アイデアの源は?

米田:お2人のインスタレーションの源や影響を受けたものはありますか?

スプツニ子!:私の場合、子どもの頃からギャグマンガが好きでした。好きなマンガは、『とっても!ラッキーマン』や『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』、『王様はロバ』など。それから漫☆画太郎も好きすぎて、作品を模写していました(笑)。さらにバラエティ番組「ダウンタウンのごっつえぇ感じ」が大好きで、人生で初めて買ったCDはエキセントリック少年ボウイだったほどです。幼少期に観た「ごっつ」のシュールさが、かなり私のアートに影響を与えている気がします(笑)。

米田:スプさんの口から、まさか「ごっつ」が聞けるとは思わなかったなぁ(笑)。川田さんは?

川田:SFやミステリー、ライトノベルといったカテゴリーに分けられる前の昔の日本文学は、とても想像力にあふれていて影響を受けています。ジャンルが与えられていないからこそ自由で、さっきまで純文学だったのに急に殺人事件が起こる展開もあります。今はたとえば、ジャンルに興味を持って本を選ぶスタイルが多いと思いますが、その点、今にはない自由さを100年ぐらい前の文学に感じます。

米田:確かに文学は想像力をかきたてられますよね。スプさんは日頃のインスピレーションの源はどんなところにありますか?

スプツニ子!:最近はネットのランダムなニュースに惹かれます。たとえば最近のマイブームは、70代の老夫婦がアカガイの密漁で逮捕されたニュース動画。その時上空ヘリから撮影された映像を見たら、警察船から逃げる夫妻のボートがまるでジェームズ・ボンドみたいに爆走していて凄かった(笑)。そうした、ネットで見つけた宝物みたいな「アートよりすごい!」と圧倒されるものを日々ブックマークしています。それらをインスピレーションの源として、無数にストックしてます。もちろん、研究関連のニュースも日々目を通しますが、ニュースやTikTokなどからランダムに人間の不可解で、面白い行動をディグっています。

米田:サイエンス系だけがソースではなく、ディープラーニングされているんですね。川田さんの日々のインスピレーションの源はいかがですか?

川田:僕もスプさんと近いものがあって、ニュースは深刻にとらえられがちですが、よく見ると変なのがあるので、都度チェックしています。TikTokでいえば、僕は中国のやつをチェックしているのですが、表現がものすごく自由なんですよ。たとえば、中国人同士が腕相撲しているのがあって、横にQRコードが貼ってあって、負けた方が決済されるという(笑)。中国ではQR決済が生活の一部になっているんですよね。そんなことを中国人同士が超真剣にやっているわけですが、勢いが感じられるし、実は結構テクノロジーが発揮されていて、未来的なのです。

こういう局地的な面白動画からインスピレーションをよく受けていますね。特に中国は今、テクノロジーを使って面白いことをやろうというテンションが、日本より旺盛だと感じています。

スプツニ子!:私も中国の“何でもやっちゃえ感”は圧倒されるし、面白いと思うのと同時に、中国共産党の一党独裁の監視社会の怖さも感じます。たとえば最近、中国のボーイズ・ラブの小説家が2人くらい10年の懲役刑を受けたんですよ。

川田:そうなんだぁ。怖いですね(笑)。僕も中国のSF小説『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』(早川書房)が好きなんですけど、これは中国の独裁的な部分と自由経済がある雰囲気を半々でSF的に解釈した物語なのですが、めちゃ面白いですよ。時間になると都市が折りたたまれちゃうから、地下に住んでいる人もいるんです。

いざ、時間制で都市がポコッと表面に出てくると、そこで初めて生活できる人もいます。中国国内でも資本的に貧富の差もあるわけで、そういうものを枝葉として描いているわけです。それにしても、この作者は当局から睨まれないのかなと心配してます。作家のケン・リュウは優秀なプログラマーみたいで、過去にGoogleでも働いていたようです。この作品を見ていると、創造の余白は国の体制は関係なくて、むしろ厳しい方が、創造は豊かになってくることもあると思いますね。

米田:新時代の中国を表す文学、面白そうですね。完成とアイデアを作品化するプロセスで大事にしていることはありますか?

スプツニ子!:私はメモしないと忘れるアイデアは良くないと思っているので、あえてメモを取らないようにしています。それを基準に、作る作品、作らない作品を選別します。だって時間は有限ですから。たとえば、「東京減点女子医大」の場合も、まずはニュースを見てすごく怒りが湧いたのですが、突然ふと「Tokyo Medical University for Rejected Women」という言葉が降りてきました。それをベースに「私はこの大学を創設します」とTwitterに投稿しました。

川田:半分は個人的なツールだけど、半分は公なツールであるTwitterに書いちゃうのはいいアイデアですよね。半分はやらざるを得ないけど義務感はなくて、フォロワーから反応があれば、「これは受けそう」ということで実行に移しやすいですし。

米田:川田さんは作品をTwitterやFacebookで公にすることが多いですが、あれは発表ですか? それとも反応を見てるんですか?

川田:特許をとることを思うと、実は先に出しちゃダメなんです。公にすると特許がとれなくなることもあるそうです。でも、それに収まり得ない、頭の中にある夢のビジョンを先に見せて手の内を明かさないと、共創しようという機運が高まらないんです。特に今は、そういう時代のような気がします。

「感性」×「アイデア」の拡張の先にあるビジョンは?

米田:最後に、お2人の未来のビジョンについて教えてください。

スプツニ子!:これまでアーティストとしてさまざまな作品を作ってきましたが、「アート作品としての起業」にすごく興味があります。特に、イーロン・マスクやスティーブ・ジョブズなどのテック系の起業家は昔の起業家と比べて、AIやバイオ、ブロックチェーンなどを駆使して私たちの生活スタイルや価値観をガラッと変えているところが、アーティストっぽいマインドセットだなと感じています。

芸術家のヨーゼフ・ボイスが提唱したように、芸術の枠を超えて、社会と関わるすべての活動を“社会彫刻”というコンセプトがスタートアップでもっと実現するのではと考えています。どんなかたちで起業するかは、まだ秘密ですけど。

米田:『FINDERS』も「クリエイティブ×ビジネス」がテーマなので、考え方が近い気がします。僕もそういう時代だろうと思って、メディアのコンセプトを作りました。あるいは、アートとビジネスがより近くなって融合していく未来像があるかもしれませんね。そうやってジャンプアップしていくための道具として、お金を捉えていく流れがあるんじゃないでしょうか。

スプツニ子!:間違いないですね。お金のために起業する時代ではなく、理想とする世界や社会を実現するための起業という流れになると思います。実際、私が共創できる人をTwitterで募集するとたくさん人が集まるのは、お金のためではなく、自分の時間を面白い人や事のために使いたいからだと思うのです。

米田:僕を泊めてくれる人をTwitterで集めて、1年間東京を放浪した僕には、それがすごく理解できます(笑)。川田さんはいかがですか?

川田:僕も最近、建築家の谷尻誠さんや編集者の佐渡島庸平君と会社を作りました。AR開発者の僕が、建築家や編集者とバンドを組む感覚ですね。事業は建築なのですが、そもそもの経緯としては、今の建築の作り方がすごくアナログだったことにあります。テクノロジーで省略できるところに手を加え、それによって生まれた余白で新しいエンターテインメントができるんじゃないかということで、現在、サービスを作っているところです。

僕はアーティストではなくて開発者ですが、自分が発明した技術でもっと建築のように作用が長期に渡るものに関わっていきたいというのが、未来のビジョンですね。

米田:というわけで、そろそろお時間となりましたが、みなさんは2人のビジョンや未来をどのように感じましたでしょうか? スプツニ子!さん、川田十夢さん、今日はワクワクするお話をありがとうございました。


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