「JAPAN Fes New York」とは?
「JAPAN Fes New York」は、ニューヨークで2016年にスタートした世界最大の日本食フェスだ。2023年は年間21回も開催され、年間での来場者数は30万人を超えるNYローカルでも知名度の高い人気イベントとなっている。毎回約1,000もの店舗が出店し、3月下旬から11月上旬の週末に開催、マンハッタンやブルックリン、クイーンズなどのストリートを貸切り、歩行者天国のようなスタイルで「日本の食・物・文化」が紹介されている。出店者の大多数はNYで事業を営む日本人や、日本の食や文化が大好きな外国人だが、日本からの参加も募集しており、これまでに約70店舗が参加しているという。
日本からの参加店舗は、ラーメン(醤油、味噌、塩、とんこつ、鶏白湯・・・)やカレー、お好み焼き、焼きそば、たこ焼き、抹茶ドリンク、ナポリタン、チキン南蛮、おにぎりといった日本ならでは食べ物や、こけしや手ぬぐい、着物といった伝統工芸品などを扱っている店が大半だが、なかにはアプリやソフトウエアなどを紹介し、JAPAN Fesを海外でのテストマーケティングに活用している企業もあるそうだ。
「NYを通して“日本を知る”」
近年、世界では日本コンテンツに対する需要が激増していると言われているが、まだまだ「日本人」自身による発信は不足しているのが現状だ。もっと多くの日本人が、日本が誇る食、物、文化、工芸品、技術、エンターテイメントなどをアピールする機会を増やすしていくことは大切だと思う。特に、多民族都市であるニューヨークで開催されるイベントへの参加は、世界に進出し、海外での販路を見いだしたいという人や企業にとっては最適な挑戦の場だ。
さらにいうと「JAPAN Fes New York」へ参加することは、海外における日本への期待や日本の持つポテンシャルをじかに実感することができ、まさに「NYを通して“日本を知る”」ことができる大きなチャンスと言えそうだ。
「世界の笑顔に出会おう」主催者が日本からの参加を呼びかけ
Japan Fesを運営する「Jforward Inc」は、『「日本」を世界に伝えたるため、これから世界で挑戦したい方々と一緒に「日本のコンテンツ」で世界を笑顔にできれば、日本も笑顔になります!海外自体が初めての方、英語が話せない方も過去ご参加頂いております。海外では思いがけないことも起こりますが、未来に繋がる良い体験ができます。皆さんのニューヨークでの挑戦をジャパフェススタッフ一同楽しみにお待ちしております!』と、日本からの参加を呼びかけている。
2024年はなんと32回開催と日数が多く、スケジュール的なハードルは比較的低い。JAPAN Fesの参加をきっかけに、海外進出の第一歩を踏み出してみてはどうだろうか?
公式サイト JAPAN Fes New York
連絡先 world@japanfes.com