スポーツからファッションへ、’47が提示する新しいスポーツライフスタイル
原宿の中心にある東急プラザ「ハラカド」に集まる様々な方に、FMラジオ局 J-WAVEでナビゲーターを務める藤田琢己がインタビューするFINDERSの連載企画「ハラカドノカドデ」。
今回は、ハラカド2Fにあるメジャーリーグを始めとするアメリカ4大スポーツとパートナー契約を結ぶMLB公式ライセンシー’47 (フォーティーセブン)を日本で展開する株式会社OSM International の日本国内3号店目となる店舗 「’47
Tokyo-Jingumae」 をご紹介。
インタビューの様子は、PODCAST 番組でも公開されているので、合わせて楽しんでいただきたい。
-- ハラカド2Fにあります、ʼ47(フォーティーセブン) Tokyo-Jingumaeから井形さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
-- ベースボールキャップが好きな方であれば一度は 「’47」 のロゴを見たことがあるかもしれません。お店、ブランドそのものはアメリカなんですよね。
そうですね。元々アメリカのブランドです。
-- しかも創業年にちなんで47なんですよね。
おっしゃる通りです。1947年創業で、それで47というブランド名です。
-- 日本に入ってきたのはどのくらいですか?
もともとは会社としては販売代理店としてボブルヘッド、首振り人形みたいなものだったりとか、チームのグッズビジネスを日本に持ち込んだ会社が母体なんですけど、その流れでキャップも日本に持ち込んでっていうのが始まりです。
売れ行きから日本人選手の活躍による影響をダイレクトに感じる
-- ここのところ、例えばメジャーリーグとか、NBAと海外の、特にアメリカのスポーツに対する日本人選手の活躍の露出の多さが印象的ですよね。
そうですね。日本人で活躍される方が増えたので、例えばその所属チームのロゴを見たことがある!という理由で選んでくださる方もいらっしゃいますね。
-- 今、LAドジャース(大谷翔平選手、山本由伸選手所属)の売れ行き、すごくないですか?
そうですね。元々ニューヨークヤンキースのNYのロゴマークが、大谷選手が移籍するまではお店でもトップアイテムでして。でも大谷選手が移籍してからそこは逆転してるような感じになってます。
-- ワールドシリーズの対戦同士みたいな感じなんですね(笑) 正直ここまで影響があるとは僕も思わなかったんです。
-- それ以外のトレンドって何かありますか?
例えばヒップホップのアーティストが着用していて、例えばオークランド・アスレチックスだったりシカゴ・ホワイトソックスとか、そのあたりも注目する方がいます。あとはサンディエゴ・パドレス・・・
-- ダルビッシュ選手がいますね。
で、気になってサンディエゴ・パドレスのキャップに注目されているお客様に聞いてみたことがあって、ダルビッシュ選手とか、知ってて選ばれてるんですか?野球好きなんですか?と聞いたら、「いや、知らないけど色とあのロゴが可愛くてって」という感じで選ばれていると答えてくださって。
-- なるほど。キャップの選び方はスポーツ由来であるとは限らないんですね。
最近だと日本のチームもユニフォームやグッズをカラフルになった印象があります。このスタジオの近くで言うと神宮球場のヤクルトの色味も以前より派手になったと、ここ数年で思いますけど、それでもオークランド・アスレチックスチームカラー、緑と黄色、っていう組み合わせはなかなか日本のチームにはないなと思っていて、そういうファッション的な視点でもアスレチックスを選ぶっていうのはありですね。
そういう方のほうが多いような気もしますね。
-- スポーツファンガチ勢ではなくて、ワンポイントちょっと派手めなものを頭に持ってきたい、という人が、知らなくてもいいからファッショナブルなアイテムとしてスポーツチームのキャップを選ぶ、ということが起きているんですね。 僕も結構それはあって、野球がすごい好きっていうよりは、どちらかというとキャップが好きで今47にいるということなので。僕は逆に、特定のチームをどんどん集めるっていうよりは、メジャーリーグ全30球団あるんですけど、むしろ30球団を集めよう、っていうところからチームカラーを選んでいく、という感じですね。
-- 大谷翔平選手の活躍でLAが売れるっていう事実がもしそこにあるんだったら、いわゆるファッションブランドの訴求の仕方とまた違う売り方ですよね。 そうですね。お店に来ていただく方も、今まで大谷選手が行くまでは野球チームのことを知らないから、とりあえずニューヨークヤンキース選んだりロサンゼルス・ドジャース選んだりっていう方がほとんどだったんですけど、大谷選手が移籍してからは、せっかくだからドジャース選ぼう、という(認識して購入する)方は本当に増えた実感はあります。
ベースボールキャップをファッションアイテムへ昇華して原宿から新たな発信をする可能性
-- とはいえ、原宿ハラカドでの訴求は、2パターンあって、ファッションの意識の高い人たちに向けてのファッショナブルなアイテム。もう一方でスポーツ好きがさらにアイテムのバリエーションを増やしてほしい、という感じですよね。
もともと我々47は、「スポーツライフスタイルブランド」っていう形で運営をしてまして、アメリカではそれこそ推してるチームのキャップを普段の生活からかぶったりっていうのもあるんですけど、日本に来たら、もう少しスポーツっていうというよりは、ファッション、という意味合いがしっかりあると思います。
-- なるほど。
この両方の話が一つになってる感じがします。
-- ということで、スポーツ好きもファッション好きも47を通して、どっちの知識や感性も豊かになってくれれば、という訴求ができますね。
そうですね、、、
以下、ポッドキャスト本編に続く
日本のブランドとのコラボ、プレミアリーグのキャップの展開など貴重な話はこちらでお聴きください。https://arrtsidecast.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/harakadonokadode/episode/47/
ʼ47
Tokyo-Jungumae
渋谷区神宮前6-31-21 東急プラザ原宿「ハラカド」 2F
営業時間:11:00~21:00(商業施設の営業時間に準じる)
Tel: 070-6555-0047
ハラカドサイト
https://www.tokyu-plaza.com/harakado/shop/detail/020100001?tenant_cd=020100001
藤田琢己 公式Webサイト
https://takumifujita.net/
ハラカドに誕生したラジオ局 J-WAVEによる本格的な音声収録スタジオ
J-WAVE ARRTSIDE CAST
https://www.j-wave.co.jp/arrtsidecast/