まち歩きと食の魅力を凝縮したソロ散歩ガイド第2弾
株式会社大和書房は、まち歩きの達人であり雑誌 「東京人」 元副編集長の鈴木伸子氏による新刊『おいしい東京ひとり散歩 街の今昔と食を楽しむ』を、2025年9月12日に発売した。話題を呼んだ『大人の東京ひとり散歩』に続く第2弾で、東京の文化と味覚を掛け合わせた大人のソロ散歩体験を紹介している。

本書では、蔵前・浅草橋でのシブいビル探訪とカフェ巡り、池波正太郎に学んだ食の系譜をたどる味歩き、銀座・日本橋での文房具散策とひとりグルメ、国分寺崖線の湧き水やお屋敷探訪、さらに中央線沿線でのカルチャー体験と老舗バーの時間など、東京の多彩な風景と食の魅力が描かれる。著者自身の視点から選び抜かれた15篇のエッセイは、寄り道を楽しみながら「おいしい」を発見する大人ならではの散歩術を教えてくれる。
建築や歴史、地形を味わいながら孤独のグルメさながらに歩く楽しさ、そしてその先で出会う一杯や一皿の幸福。まち歩きと食が交差することで、自分だけの東京に出会える感覚を呼び覚ます一冊となっている。
著者の鈴木伸子氏は、都市や建築、鉄道、町歩き、食べ歩きといったテーマで数多くの著作を手がけてきた。その視点は、東京という街を歴史や文化のレイヤーごとに読み解きつつ、現在の暮らしに息づく魅力を浮かび上がらせる。本書は、ひとりで過ごす時間を大切にしたい人に向けて、心地よい散歩と食の時間を提案している。
おいしい東京ひとり散歩 街の今昔と食を楽しむ
著者:鈴木伸子
発売日:2025年9月12日
判型:文庫判/256ページ
定価:924円(税込)
発行:株式会社大和書房
公式サイト
https://www.daiwashobo.co.jp