BUSINESS | 2024/03/04

フォントワークスのデザイナーが手掛けた初の欧文書体「Yo One」の書体見本帖がリリース

初のオリジナル欧文書体 「フォントワークス Yo One」 のリリースを記念

FINDERS編集部

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書体の魅力が一目でわかる書体見本帖

フォントワークスは、書体デザインディレクターのヨアヒム・ミュラー・ランセイが制作したオリジナル欧文書体 「フォントワークス Yo One」 のリリースを記念して、書体の魅力が一目でわかる書体見本帖を作成した。

 Yo One は、欧文書体が持つさまざまなバリエーションを複数の軸で体系化したフォントシステムであり、 156フォントを有するスーパーファミリーだ。一つの字形から出発し、セリフの有無、コントランスの強弱など異なる特徴をもつ書体へと展開されている。統一されたルールで設計されたスーパーファミリーのため、セリフとサンセリフなど異なる特徴を持つフォントを組み合わせて使用しても調和を保つことができ、ブランディングなどで視覚的な統一性が必要なシーンにもおすすめの書体だという。

フォントワークス書体デザインディレクター
ヨアヒム・ミュラー・ランセイ

ドイツ出身。スイスのバーゼル・スクール・オブ・デザインでグラフィックデザインを学び、日本を含め各国のタイポグラフィコンペティションで優勝するなど高い評価を受ける。世界数ヶ国の学校で教鞭をとるとともに、出版物、グラフィックデザイン・タイポグラフィに関する寄稿や作品を発表。ソウルのフォントメーカーYOON Designの欧文のデザインディレクターを経て 2020年からフォントワークス社に加わり、欧文書体の書体ディレクターに就任。

「Yo One 書体見本帖」とは

Yo One 書体見本帖

Yo One 書体見本帖には、欧文書体 Yo One の書体見本はもちろんのこと、書体の特徴についても深く掘り下げて説明しており、フォントワークス書体の和文書体との混植提案やリソグラフ印刷のビジュアルページも掲載されている。複数のフォントを紙面上で見比べながら、作りたいクリエイティブにふさわしい書体の選定や、これから作りたいクリエイティブのイメージ作りに一役を担ってくれそうだ。

「フォントワークス Yo One」 は、年間定額制フォントサービスである 「フォントワークス LETS」 及び 「学生向けフォントワークス LETS」 にて、利用可能だ。

フォントワークス LETS https://lets.fontworks.co.jp/

また、「Yo One 書体見本帖」 の仕様は、B5/本文 42P+ビジュアルページ (リソグラフ印刷) 8Pで、価格は2,500円(税込み) だ。以下のサイトから購入可能だ。

フォントワークスBASEhttps://fontworks.base.shop/