EVENT | 2024/03/25

暮らしとともにある「木」について多面的に学ぶ6日間。「木と生きる」 イベントが日比谷で開催

東京ミッドタウン日比谷で2024年4月16日(火)~4月21日(日)に開催

FINDERS編集部

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企業やヒトが環境や社会・文化と向き合い、木や森との持続的な共存と未来を考えるイベント

東京ミッドタウン日比谷は、ディスカバー・ジャパンとの共催にて、2024年4月16日(火)~4月21日(日)の6日間、“木”を知り、学びを深めるイベント「木と生きる」を開催する。

東京ミッドタウン日比谷は、“People in the Park”をキーワードに都市と公園の融合を図り、緑やオープンスペースと街が連続した、心を豊かにする街づくりを進めており、また東京ミッドタウン日比谷を運営する三井不動産も、歴史と文化を受け継ぎながら新たな価値を創造する「経年優化」の街づくりを目指している。

イベントでは日本の大切な財産でもある木や自然を題材に、様々な角度で読み解いていくシンポジウムや、木とのかかわりあい方をインスタレーションで表現するイントロダクションエリア、共同参加団体の取り組みを展示するパネルエキシビジョン、木に直接触れられる作品を作るワークショップなど様々な“木を知る”体験を通じ、「木と生きる」未来を考えるきっかけを創出しながら、心を豊かにする街づくりを体験できる場の提供を目指している。

建築家 藤本 壮介氏・Discover Japan統括編集長 高橋 俊宏氏 オープニングトーク

イベントの初日には、ヨーロッパ各国の国際設計競技で最優秀賞を受賞するなど、世界的な建築家である藤本壮介氏と、”ニッポンの魅力、再発見”をコンセプトにで日本の魅力を発信している雑誌 「Discover Japan」 の統括編集長 高橋俊宏氏によるオープニングトークが実施される。

「オープニングトーク ~木と生きる~」
日時:2024年4月16日(火) 18:00~19:10
場所:東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ HALL
登壇者:建築家 藤本 壮介氏、Discover Japan統括編集長 高橋 俊宏氏
申し込みURL:https://kitoikiru.peatix.com/

藤本 壮介 (©David Vintiner)
高橋 俊宏氏

木を題材に様々な角度で読み解いていくシンポジウム

東京ミッドタウン日比谷 6F BASEQ HALLでは、4月18日(木)・19日(金)に木や自然を題材に文化・建築・保全などについて各企業・団体の取り組みを発信するシンポジウムを実施。木と人体との関係性や木を最大限生かしたものづくり、企業による木・森を守る取り組みなど、多様な視点から「木」との向き合い方を議論する。

日時:2024年4月18日(木)・19日(金)
場所:東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ HALL
申し込みURL:https://kitoikiru.peatix.com/

4月18日(木)

13:30~「木とウェルビーイング~匂いを科学する~」
木と人体との関係性や匂いについて読み解いていくシンポジウム
登壇者:東京大学 竹内春樹教授、ソニー株式会社、三井ホーム株式会社、三井不動産株式会社 各社担当

15:00~「森を守る~企業が取り組む森づくりの挑戦~」

日本を代表する企業による自然を守り、育む取り組みを発信するシンポジウム
登壇者:ダイキン工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、三井物産株式会社、三井不動産株式会社 各社担当

16:30~「木と日本人~山と木と人の歴史、そして未来~」

日本文化と密接に関わってきた木と日本人の歴史、未来について考えるシンポジウム
登壇者:東京大学 柴崎茂光准教授、叶林業合名会社 堀内楓子氏・宜孝氏

18:00~「木と建築~進化する中高層木造建築~」

これからの木造建築の可能性について解説するシンポジウム
登壇者:東京大学 腰原幹雄教授、株式会社竹中工務店、三井不動産株式会社 各社担当

4月19日(金)

15:00~「森を守る~企業が取り組む森づくりの挑戦~」

日本を代表する企業による自然を守り、育む取り組みを発信するシンポジウム
登壇者:サントリーホールディングス株式会社、株式会社東京チェンソーズ、林野庁 各社担当

17:00~「木を活かすものづくり1~木と現代生活~」

現代生活における木を用いた製品・建物のもたらす効果、木材の調達に関する情報を発信するシンポジウム
登壇者:株式会社イトーキ、パナソニックグループ 各社担当

18:00~「木を活かすものづくり2~木と地域振興・文化~」

木を活かした地域振興における課題と未来を考えるシンポジウム
登壇者:喫茶 竹の熊 穴井俊輔氏、株式会社日建設計、株式会社乃村工藝社 各社担当

人と木のかかわりあい方をインスタレーションで表現するイントロダクションエリア 

東京ミッドタウン日比谷 1F アトリウムでは、「木と生きる」をテーマにした本イベントを象徴する空間として、イントロダクションエリアの空間を演出。木彫作品のインスタレーションと本イベントのイントロダクションからなる空間が設けられる。

イントロダクションエリアのイメージ(東京ミッドタウン日比谷 1F アトリウム)

森と都市を感じる空間で企業の木との向き合い方を知るパネルエキシビジョン 

東京ミッドタウン日比谷 地下1F日比谷アーケードには、本イベントの共同参加団体による木や森、都市に関する先進的な取り組みなどがパネルにて紹介される。国土の約7割が森林という資源に恵まれている日本における、各企業の「木」との向き合い方を訪れる方々にわかりやすく発信するとともに、持続可能な木々との生活を学ぶ森と都市を感じる空間を創出する。

森から都市までのつながりを表現した展示空間のイメージ

作品作りを通じて木に直接触れられるワークショップ 

期間中には、本イベントの主旨である「木と生きる」を題材にしたワークショップも実施される。女性だけで運営する森と人を繋ぐ一場木工所による木育おもちゃ制作や、青森ヒバの特性を活かしたプロダクトを発信するブランドCul de Sacによる木のおはし制作、会社員から木工作家へ転身し、唯一無二の作品を作り続ける吉川和人氏によるバターナイフ制作のワークショップなどが開催される。

サイトURL:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/kitoikiru/

木育おもちゃ制作 作家:一場木工所
木のおはし制作  作家:Cul de Sac(カルデサック)
バターナイフ制作 作家:吉川和人氏

開催概要

「木と生きる」
開催期間:2024年4月16日(火)~4月21日(日) 6日間
実施場所:東京ミッドタウン日比谷
主催:株式会社ディスカバー・ジャパン 三井不動産株式会社
共同参加団体:
株式会社イトーキ、エステー株式会社、株式会社大林組、カリモク家具株式会社、サントリーホールディングス株式会社、神宮外苑地区まちづくり、ソニー株式会社、ダイキン工業株式会社、株式会社竹中工務店、東京都、トヨタ自動車株式会社、株式会社日建設計、株式会社乃村工藝社、パナソニックグループ、三井物産株式会社、三井ホーム株式会社、株式会社MUJIHOUSE、株式会社良品計画 ※五十音順
協力:東京ミッドタウン日比谷
公式ホームページ:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/kitoikiru/