BUSINESS | 2024/12/18

屋外広告の視聴者を可視化
新宿 「ユニカビジョン」 で 「OOH Analytics」 サービスの提供を開始

複数カメラを同時解析できる 「エッジAIサーバー方式」 の提供を開始

FINDERS編集部

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複数広告面の媒体に対応、複数カメラの同時解析が可能に。

有限会社サーチは、株式会社ユニカが運営する屋外メディア 「ユニカビジョン」 へ、屋外広告視聴者データ可視化サービス 「OOH Analytics」 の提供を開始した。

これまでのエッジAIボックス方式では、4Kカメラ1台 (もしくはFHDカメラ1台) の解析が可能だったが、新たに複数カメラを同時解析できる 「エッジAIサーバー方式」 の提供を開始 した。エッジAIサーバー方式の場合、4Kカメラは最大4台、FHDカメラは最大8台まで同時解析が可能。商業施設や駅構内など、複数広告面で構成されている媒体でも活用できるという。尚、ユニカビジョンでは、有効視認エリアを4Kカメラ2台で同時解析している。

また 「OOH Analytics」 はWOOが提唱する世界標準の視聴者計測ガイドラインに準拠した屋外広告視聴者データをリアルタイムに計測し可視化するサービス。AI画像解析、Wi-Fiシグナルセンサー、位置情報属性データの3つのビッグデータを取得・解析し、客観的なアイトラッキングデータを基にした視認率を用い、最小粒度15秒ごとの視聴者データを計測できる。

屋外広告視聴者の人数・性別・年代・来訪回数・視聴秒数・視聴態度などをリアルタイムに専用ダッシュボードから閲覧することができ、レポート作成機能では広告出稿ごとの視聴者データを広告主(広告会社)へ提出できる。また、プログラマティックDOOH広告において、視聴ベースのインプレッション等を各種プラットフォームへデータ連携することが可能だという。

今回 「OOH Analytics」 が導入された 「ユニカビジョン」 は、100平方メートル×3面の大型LEDビジョンと全長52mに及ぶリボン型ビジョンの複合型屋外デジタルサイネージ。映画 「君の名は。」 の聖地としても話題になった 「新宿のランドマーク」 だ。大型ビジョンならではの迫力ある映像を見ることができるだけでなく、SNSやスマートフォン、イベントとの連動放映や中継放映を含むリアルタイムな情報提供も行っており、道行く人々を日々惹きつけている。

「OOH Analytics」 は、今回導入された 「ユニカビジョン」 のほか、すでに新宿サザンテラスビジョン、クロス新宿ビジョン、原宿表参道ビジョン、新橋SLビジョン、新橋龍角散ビジョンなどでも導入されており、今後もさまざまな大型ビジョンへの導入を予定している。


ユニカビジョン
https://www.yunikavision.jp/
 
有限会社サーチ

https://searchnext.jp