食と文化で都市をつなぐ―銀座が熊本色に染まる二週間
熊本県は、株式会社くまもとDMCと連携し、東京・銀座エリアの百貨店や飲食店とともに、くまもとフェア 「くまもとモン×東京銀座ジャック」 を2026年1月21日(水)から2月3日(火)まで開催する。3回目となる今回は、昨年包括連携協定を結んだ 松屋銀座 をはじめ、銀座の名店約60店舗が参加し、熊本が誇る食、酒、文化の魅力を一堂に集めて発信する。
「くまもとモン」 とは、熊本県産の魅力ある産品を総称した言葉であり、都市部の情報発信力と地方の食文化を掛け合わせることで、新たな流通と話題を生み出す取り組みとして全国で展開されてきた。東京・銀座では、百貨店、老舗飲食店、アンテナショップが一体となり、街全体を舞台にしたフェアとして展開される点が特徴である。
松屋銀座では、県内11事業者が出店するグルメフェアを中心に、県産酒の紹介や熊本食材を用いた期間限定商品、伝統工芸品の展示販売などを実施する。あか牛を使った重や県産果実のスイーツ、ワインなど、食の多様性を体感できる構成となっており、百貨店ならではの編集力で熊本の魅力を立体的に伝える。
銀座の名店では、県産栗やいちご 「ゆうべに」 などを用いた特別メニューや、球磨焼酎の提供が行われる。和洋菓子や喫茶、レストランといった多彩な業態が参加し、熊本食材がそれぞれの店の文脈で表現されることで、銀座という街の奥行きと熊本の食文化が交差する。
県のアンテナショップである 銀座熊本館 でもフェアを実施し、銀座の名店監修による限定商品や、県内商工会が選定する 「くまもとグッドプロダクト賞」 受賞商品を販売する。都市と地域を結ぶ接点としての役割を、より強く印象づける場となる。
企業とのコラボレーションも見逃せない。創業120年の老舗・銀座田屋によるくまモンネクタイの限定販売をはじめ、UNIQLO TOKYO や 無印良品 銀座 では、くまモンを軸にした体験型企画や熊本食材の紹介、伝統玩具の絵付け体験などが展開される。日常の延長線上で熊本に触れる仕掛けが、街のあちこちに散りばめられている。
イグサ、阿蘇山、半導体、銀座をモチーフにした4種類のデザインにくまモンの遊び心あふれる姿が織り込まれた特別なコレクション。コラボネクタイをご購入の方には先着で限定ステッカーのプレゼントもある。
さらに、Ginza Sony Park では、災害からの創造的復興への感謝を伝えるスペシャルイベントを開催する。「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト10年展」 のプレエキシビションや、八代のイグサ・畳文化をテーマにしたトークイベント、館内飲食での熊本コラボメニュー提供など、文化と未来を見据えた発信が行われる。
食を起点に、人、街、文化が交差する 「くまもとモン×東京銀座ジャック」 は、単なる物産展にとどまらず、都市と地域の関係性を再編集する試みである。銀座を歩きながら熊本を味わい、知り、感じる二週間が始まる。
くまもとモン×東京銀座ジャック
実施期間: 2026年1月21日(水)~2月3日(火)
実施エリア: 東京・銀座エリア一帯
参加施設:銀座熊本館/松屋銀座/銀座料理飲食業組合連合会加盟店舗/その他
主催: 熊本県/株式会社くまもとDMC
内容: 熊本県産食材・酒類を使った限定メニューや物販、銀座企業とのコラボ企画など
特設サイト
https://kumamotomon.com/2025/tokyo/