CULTURE | 2026/03/02

クラフトの街・日本橋とさらにコラボ
NUNO須藤玲子 「続・日本橋こいのぼりなう!」 が開催

Tokyo Creative Salon Nihonbashi にて2026年3月13日(金)~3月29日(日)まで

FINDERS編集部

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日本橋界隈のものづくり関連企業とのコラボレーション

日本を代表するテキスタイルデザイナーの 須藤玲子 (NUNO主宰) は、展示デザイナーの アドリアン・ガルデール とともに、2026年3月13日(金)から3月29日(日)までの17日間、東京日本橋エリアで開催される 「Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2026」 に参加し、インスタレーション作品『続・日本橋こいのぼりなう!』を日本橋三井タワー1Fアトリウムで公開する。

昨年に続く日本橋での展示は、地域との協働をさらに深めた内容となる。日本橋界隈のものづくり関連企業とのコラボレーションによる特別な 「こいのぼり」 を前回以上の規模で制作し、その制作現場を収めた 齋藤精一 (パノラマティクス主宰) による映像とともに、新たな空間構成で披露する。伝統と革新が交差する日本橋で、NUNOの創造の輪がどのように広がるのかが注目される。

また『こいのぼりなう!』は、鮮やかな色彩のテキスタイルによる 「こいのぼり」 が大空間を埋め尽くし、躍動感あるランドスケープを生み出すインスタレーション。2008年にワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターで発表されて以来、パリ、東京、大分、香港、岐阜、水戸など国内外を巡回し、多くの観客を魅了してきた。日本の染色や織りの技術を広く伝えることを目的に、須藤とガルデールの協働によって生み出された代表作である。

《こいのぼり》展示風景 フランス国立ギメ東洋美術館 (パリ) 2014年
Photo. Studio Adrien Gardere

本展のテーマは 「環 (わ)」 だ。ものづくりの街・日本橋とNUNOの活動が交わることで、巡り、つながり、新たな創造が生まれる様子を空間として提示する。三井タワーアトリウムの大空間に浮かぶ 「こいのぼり」 は、都市の中心に広がる布の風景として、新たな体験をもたらす。

今年は昨年を上回る24社との共創により、27点の日本橋ならではの 「こいのぼり」 が制作され、手ぬぐいや組紐といった伝統的な手仕事から、宇宙産業にも採用される高機能素材まで、多様な素材が集結。日本橋ゆかりのモチーフを取り入れ、須藤とNUNOのメンバーが新たにデザインしたテキスタイルが用いられるという。

《日本橋・こいのぼりなう!》展示風景 日本橋三井タワーアトリウム 2025年
Photo. Nacasa & Partners

会場では、インスタレーションと連動した体感型の展示も展開される。作品に使用した布に実際に触れ、その背景を学ぶことができる 「さわって布」 のコーナーや、齋藤精一と映像ディレクター本間無量による布づくりの現場映像を投影するスペースが設けられる。視覚だけでなく触覚や映像を通じて、日本橋をはじめとする日本の染織文化と職人技に触れる機会となる。

「さわって布」と映像コーナーの様子
《日本橋・こいのぼりなう!》展示風景 日本橋三井タワーアトリウム 2025年
Photo. Nacasa & Partners

会期中の3月20日(金・祝)には、須藤玲子によるギャラリーツアーも実施される。制作の裏側や見どころを本人が解説する。

本展は、国内最大級のクリエイティブの祭典 「Tokyo Creative Salon 2026」 の一環として開催される。日本橋エリアのコンセプトは 「Nihonbashi Open Craft」。普段は見ることのできないクラフトの裏側に光を当て、伝統と現代の技術が更新され続ける現場を体感できる回遊型イベントとして展開される予定だ。

日本橋という土地が育んできたクラフトの蓄積と、須藤玲子のテキスタイルが交わることで生まれる新たな「環」。都市の中心に広がる布の風景を、この春体感してみてはいかがだろうか。


Tokyo Creative Salon Nihonbashi 2026『続・日本橋こいのぼりなう!』
会期:2026年3月13日(金)~3月29日(日) ※会期中無休
時間:11:00~20:00 (施設営業時間に準ずる)
会場:日本橋三井タワー 1Fアトリウム (東京都中央区日本橋室町2-1-1)
入場料:無料
主催:東京クリエイティブサロン日本橋2026実行委員会
特別協賛:三井不動産株式会社

公式ホームページ
https://tokyo-creativesalon-nihonbashi.com