EVENT | 2024/01/22

アリ・アスター新作公開を記念し「おそれ」をテーマに新作アートが展示される「#ワタシはおそれている展」が渋谷で4日間限定開催

文:FINDERS編集部

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「おそれ」をテーマにした新作アート展示、フォトスポット、コラボメニューを展開

映画『ボーはおそれている』の公開を記念した展示「#ワタシはおそれている展」が2月9日から12日まで東京・澁谷藝術で開催される。

2月16日に公開される映画『ボーはおそれている』は、『ミッドサマー』で知られるアリ・アスター監督と『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたスリラー映画。

本展はアリ・アスター監督作品の『ミッドサマー』、『ボーはおそれている』の公式ポスターを手がける画家・ヒグチユウコ、グラフィックデザイナー・大島依提亜がこれまでに発表したポスターが展示される。

また、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作し、渡辺直美、あいみょんもコラボレーションしているアーティストのとんだ林蘭と、AIを用いてデータドリブンなデジタル作品や彫刻を制作するアーティストの岸裕真の両名が「#○○はおそれている」というテーマのもと制作された新作も展示。

展示される作品に対して、とんだ林蘭は「ニュートラルな印象に恐れを落とし込めたらと思いました」とコメント。岸裕真は「AIたちと共に聖母子像を描いた絵画作品を中心に、小規模な演劇的インスタレーションを展示します。宗教画の歴史において何度も描かれてきたモチーフである聖母子像を、私たち人間が築き上げてきた信仰を全く考慮しないAIプログラムたちによって異化・再解釈し、人間社会から自由な信仰と、親子の関係性から離れた母子愛のあり方について考えながら制作しています」とコメントしている。

参加者が映画の世界の中に入り込めるような仕掛けや、SNSでの投稿と連動した展示物で会場内を飾っていくコーナーのほか、劇中と同じシーンのフォトスポットなども用意されている。

展示だけでなく、会場となる「澁谷藝術」併設のレストラン「RISTORO神南」でコラボメニューの展開も予定されている。


『#ワタシはおそれている展』

期間:2024年2月9日(金)~2月12日(月・祝)
会場:澁谷藝術
料金:無料