2025年6月21日(土)・22日(日)の2日間、東京・代々木公園で「アフリカヘリテイジフェスティバル2025」が開催される。アフリカの多様な文化とライフスタイルを、音楽や食、アート、ファッションを通して体験できるイベントで、今年も入場無料で開催される。
主催は、アフリカ文化の普及と日ア友好の推進を目指す「アフリカヘリテイジコミティー」およびノヴィーニェ企画。同イベントは、2025年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議（TICAD9）に向けて、アフリカの魅力を日本国内で広く発信する一環でもある。
五感で味わう“リアルなアフリカ”
会場には、アフリカ諸国を中心に、世界中の料理や雑貨、伝統芸能が集結。パーカッションのジャンベを使ったワークショップや、本場アフリカミュージシャンによるライブパフォーマンス、子ども向けスタンプラリーやアフリカンカードのプレゼントなど、世代を問わず楽しめる企画が満載だ。
特に注目は、22日(日) 14時から開催予定の「アフリカンパレード」。打楽器の音に合わせて、公園内を練り歩くエネルギッシュな体験が用意されている。
また、ジャンベのドラムワークショップやアフリカンヘア体験、カラフルな布やアクセサリーを扱うバザールも人気のコンテンツだ。料理では、スパイス香るヤサチキンやクスクス、アフリカンドーナッツのほか、キューバ料理や和風バーガーなど多国籍なフードも楽しめる。
ステージでは、アフリカをはじめとした世界各国のアーティストによるライブが行われ、文化を越えた交流の場となる。出演者は現在も募集中で、国籍や年齢、ジャンルは不問。観客と出演者が一体となってフェスティバルを作り上げるのも魅力のひとつだ。
尚、本イベントの収益の一部は、アフリカと日本それぞれの子どもたちの支援活動に充てられる。主催団体であるアフリカヘリテイジコミティーは、アフリカの恵まれない子どもたちへの支援活動のほか、日本国内でも「こども食堂」や「こども寺子屋」、「フードパントリー」などの取り組みを継続。社会全体で子どもを育てる仕組みづくりに取り組んでいる。
現在、イベントを支えるボランティアスタッフや協賛企業も募集中。会場設営や運営サポート、ステージ進行、広報・翻訳など多様な役割があり、誰でも参加できる。興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてほしい。
アフリカヘリテイジフェスティバル2025 in 代々木公園
日時：2025年6月21日(土) 10:00〜19:00、22日(日) 10:00〜18:30
場所：代々木公園 イベント広場・野外ステージ（東京都渋谷区）
入場料：無料（ワークショップ等一部有料）
公式サイト
http://africaheritage.jp/festival/