囲炉裏と縁側、淡路島の恵みに浸る特別なひととき
淡路島の内陸部、昔ながらの田園風景が残る里山に佇む古民家を改装した料理宿「海里」。ここでは、島の食材や器、空間に至るまで徹底して淡路島にこだわり抜いた料理と設えが堪能できる。


店主の岡野満が目指すのは、料理、空間、景観のすべてに淡路島の“いいもの”を集め、訪れる人の五感を満たす究極の体験である。島で育まれた旬の食材はもちろん、陶器やガラスの器、地元産の飲み物や装飾、漂う香りに至るまで、すべてが淡路島の風土を映す。

料理は決まったメニュー表を持たず、その日に出会えた食材をもとに店主が献立を考え、手漉き和紙にしたためて提供する。畑や海の恵みはもちろん、山菜や自家製のお茶など、時には自ら採取した食材も並ぶ。訪れるたびに異なる表情を見せる料理は、淡路島の自然と共にある一期一会の味わいだ。
空間もまた魅力の一つである。囲炉裏の柔らかな火、縁側から望む田園風景、今では珍しい模様入りのガラス窓や風を通す欄間が、訪れる人を昔ながらの原風景へと誘う。ここでは時間がゆっくりと流れ、日常の喧騒から離れた静かなひとときを過ごすことができる。
さらに、「海里」ではランチやディナーに加え、1日1組限定の宿泊プランも用意されている。囲炉裏を囲み、縁側で風景を眺めながら過ごす夜は、まるで“第二の我が家”のように心を解きほぐす。淡路島の“今”と“昔”が交差するこの場所で、束の間の時を超える時間を過ごしてみてはいかがだろうか。










古民家料理宿「海里」
住所:兵庫県淡路市生田大坪604-2(北淡ICから車・タクシーで5分)
電話:050-1720-0061
メール:kairi@kairiawaji.com
公式サイト
https://kairi-awaji.com/
予約ページ
https://www.tablecheck.com/shops/kairi/reserve