CULTURE | 2024/10/10

気になるあの建物には、それぞれの物語があった。
朝日新聞夕刊の人気連載がファン待望の書籍化

「建モノがたり」 が辰巳出版より10月2日発売

FINDERS編集部

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ユニークで心惹かれる建築物と、その背景をめぐるストーリーが満載

朝日新聞 紙面で取り上げた200を超える全国の建物から、一際魅力的で個性豊かな68スポットを厳選して収録した書籍『建モノがたり』辰巳出版から発売された。

全国各地のユニークで魅力的な建築物を紹介する『建モノがたり』は、朝日新聞の火曜夕刊にて2020年3月からスタート、すでに200回を超えて続いている人気連載。本書は、そんな名物連載『建モノがたり』をまとめたベストセレクション的な一冊だ。

学校や公的機関、博物館や美術館、宗教施設、民間企業のビル、タワー系などなど、担当記者たちが心を惹かれた建物を毎回取り上げているコラム記事、同新聞内に数ある連載の中でも人気は高く、読者からの書籍化を望む声も多く寄せられていたため、刊行実現の運びとなったという。

都会に建つ独特な風貌をしたビル、自然と一体化したような道の駅、情緒あふれるクラシカルな宿、人びとが集い学び楽しむ個性的な施設、荘厳な雰囲気をまとった祈りの場所、建築家のこだわりが詰まった住宅…。日本の建築物の多様性と創造性に驚かされる、唯一無二のスポットが満載。日本全国の厳選68スポットが収録されている。

窓だらけ 実は力強い建築 MIKIMOTO Ginza2 (東京) 
力合わせ作った まるごと「丘」ラ コリーナ近江八幡 (滋賀) 
宇宙と大地 つなぐデザイン 輝北天球館 (鹿児島)
20年の空白 「文化財」で再出発 本館古勢起屋 (山形) 
壁厚さ600ミリ 池の中の本の「森」松原市民松原図書館 (大阪) 

「建モノがたり」

朝日新聞の火曜夕刊の連載記事。2020年3月に始まり、取り上げた建物は200を超える。朝日新聞メディアプロダクションの企画編集部員が心惹かれた建築物を全国各地で取材。設計のポイントや個性的な造りにした意図を施主や建築家に、建物の印象や使い心地を利用者や住人に尋ねて紡ぐ物語は、造形的な魅力はもちろん、関わる人たちがこめた夢や情熱、建てられた時代背景まで伝える読み物として、読者に人気が高い。朝日新聞のほか、Webサイト「朝日マリオン・コム」でも配信している。


書籍概要
建モノがたり
編著:朝日新聞メディアプロダクション
体裁:A5判/本文160ページ
定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
発売日:2024年9月10日
発行元:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4-7778-3166-1

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