文:FINDERS編集部
モジュール式で自在に組み合わせ
近年大きなブームとなっているスニーカー。一足数万から高いものでは数百万円になるものまでが日夜取引されている。
その一方で気をつけなければならないのが劣化。空気中の水分などを原因とする加水分解によってミッドソールなどのポリウレタンを用いた部分がボロボロになってしまう。スニーカーヘッズに「保存」の観点は欠かせないのだ。
LGはドイツ・ベルリンで開催された世界最大のコンシューマ・エレクトロニクスの展示会IFA2022にて「LG Styler™ ShoeCase&ShoeCare」を発表した。そう、スニーカーを適切な環境で保管するためのツールだ。
「ShoeCase」は、本体前面が透明なパネルとなっている。パネル部分は紫外線吸収剤が塗布されているので、太陽光や蛍光灯によるスニーカーの変色を防いでくれる。お気に入りの一足をディスプレイしながら、大敵である湿気や紫外線からスニーカーを守る仕組みが施されているということだ。
そして「ShoeCare」は、革靴、スエード、そしてスニーカーなど素材に合わせた10種類のコースで、蒸気と風を用いてクリーニング〜乾燥させることができる。動作音は35デシベルで、最大4足の靴をおよそ37分(標準コース)でケアすることができる。
またデュアル・ケア・システム機能により、2種類の異なる素材を用いた靴でも同時にクリーニング可能だ。
さらに「Case」「Care」ともにモジュール式となっており、好きな形で組み合わせて使用できるので、部屋の広さや形に合わせて自由にカスタマイズできるのが嬉しい。
価格等の詳細は現在のところ未発表となっている。