安倍元首相の国葬、オリンピック、トー横キッズ…混迷の時代を写すグレート・ザ・歌舞伎町の写真集出版記念展示「どうも」が開催中

文：FINDERS編集部

4年ぶりとなる新作写真集の発売

写真家のグレート・ザ・歌舞伎町による写真展「どうも」がビームスジャパン（新宿）5FのB GALLERYで8月13日まで開催中だ。

本展は震災直後の2011年にベルリンで発表された『どうぞ』、俳優の安岡力也や落語家の立川談志などを写した2019年のポートレート集『どうよ』に続く、新作写真集『どうも』の出版を記念した写真展だ。

写真集には、グレート・ザ・歌舞伎町という名前のルーツでもあるプロレスラー、ザ・グレート・カブキの新作ポートレートとともに、日本でのコロナ禍の始まりを告げたダイヤモンド・プリンセス号や、東京オリンピック2020、安倍晋三元首相の国葬など、混迷する時代を同氏の視点で写す写真が並ぶ。同時に、コマ劇場跡のゴジラビル、トー横キッズ、そして東急歌舞伎町タワーといった新宿・歌舞伎町の変遷が収められている。

会場では写真集から厳選された作品が展示販売され、写真集とともに、同氏の盟友である植地毅によってデザインされた「ザ・グレート・カブキTシャツ」も販売される。

写真集『どうも』(6600円)

THE GREAT KABUKI T(6600円)

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