文:FINDERS編集部
ついに今月発売。だけど発売日は未定
AIをはじめとする先端技術がさまざまなプロダクトへ導入されつつある。自転車業界も少しずつその影響を受けつつあることをご存知だろうか。
台湾発のE-BIKE専門メーカー・BESVの新ブランド「SMALO」の「 LX-2」はAIドライビングシステムとIoT技術を搭載したE-BIKEだ。
BESVのこれまでの製品にも導入されてきた、自動で電動アシストの強さを調整してくれるスマートアシスト機能に加え、オートマチック7段変速機を搭載。スピードセンサー、トルクセンサー、RPMセンサーからAIが最適なギアを判断し、自動で調整してくれるというものだ。
またIoT機能も充実。Bluetoothによってスマートフォンの専用アプリと接続させることで各種設定やファームウェアの更新が可能。また4G接続もでき、アプリを通じてバッテリー残量等の自転車の状態をモニタリング可能だ。
アプリからは後輪のE-Lockの解除もできる。またE-Lock作動中に振動や移動を検知すると自動で盗難防止アラームが作動する。万が一の盗難時にはGPSによって場所をチェックすることもできる。
バッテリーの容量は504wh。約2.5時間で80%まで充電ができる。0%の状態から満充電までは約3.6時間だ。
また、「SMALO」 シリーズにはオートマチック7段変速機が搭載されていない「PX2」も存在する。20インチタイヤの小型モデルで、前後にサスペンションを搭載しており、街乗りにピッタリ。小柄な人でもストレスなく乗りこなせそうだ。
今年4月に発表された同モデル。発売は6月予定とのことだがまだ正式な発売日に関するアナウンスは行われていない。