文:三浦一紀
新たにLTEモデルがラインナップ。離れた家族の見守りにも
2015年にユカイ工学が発売したファミリーロボット「BOCCO」(ボッコ)。スマホの専用アプリを介して、スマホを持たない家族と音声と文字でコミュニケーションができる、当時としては画期的な製品だった。
そのBOCCOがパワーアップ。「BOCCO emo」(ボッコ エモ)となった。
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前モデル同様、BOCCO emoとスマホアプリでのコミュニケーションが可能。スマホで文字によるメッセージを送信すると、BOCCO emoが音声に変換して再生。BOCCO emoに音声でメッセージを録音すると、文字に変換してスマホに送信。スマホを持たない小さな子供や高齢者などとのコミュニケーションがしやすい。
また、天気やゴミ出しの日などはBOCCO emoがお知らせしてくれたり、家族の誕生日が近づくとソワソワする。スマートスピーカーのように、音声で語りかけると各種機能を呼び出せるだけでなく、何気ない一言に反応してくれる機能も。また、使い続けると個性が出てくるので、より「家族」に近づいていく。
実はこのBOCCO emoに搭載された会話エンジンには1999年から2000年代前半にかけて登場した対話型育成シミュレーションゲーム「シーマン」シリーズの知見がふんだんに生かされている。それもそのはず、同エンジンはシーマン人工知能研究所との独自共同開発によるものとのことだ。
BOCCO emoでは、従来のWi-Fiモデルに加えLTEモデルが追加された。LTEモデルはWi-Fi環境不要でネットワーク接続ができるため、電源を入れるだけで使用可能。また、合同会社ネコリコが提供する見守り機能が利用できるので、遠くに住む家族の見守りにも活用できる。
現在CAMPFIREで先行予約を受付中。Wi-Fiモデルが30000円から。プラス5000円でLTEモデルにアップグレードできる。なお、LTEモデルは月額800円のサービス料がかかるが、CAMPFIREで予約をすると6カ月分が無料になる。
予約受付は12月17日まで。発送は2021年1月以降となっている。
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照れたり、ムッとしたり、そわそわしたり。 どこか懐かしい未来のファミリーロボット