文:武者良太
収納された荷物の写真も届く
慢性的な人手不足と、新型コロナ禍によって非接触を推奨する事態が重なり、運送業界に変化が起きている。中規模な倉庫でも自律走行型フォークリフトや障害物回避アームロボットなど自動化を進める機器の導入が行われ、ラストワンマイルの配送業務自動化する宅配ロボットが走り始めている。
同時に普及が進んでいるのが起き配だ。個人宅への配送物を自宅玄関前など、不在、または対面での受け取りにネガティブな思いを感じる人が指定した場所に荷物を置いて、配達完了となる宅配方法だ。
利用者にとっても配送スタッフにとっても便利で負担が軽くなるが、盗難の危険性があり、雨にも濡れやすいというデメリットもある。
対策の1つとして、サンワサプライの宅配ボックス(型番・300-DLBOX017)を利用してはいかがだろうか。
専用アプリをインストールしたスマートフォンが鍵となるIoT宅配ボックスで、配送業者も伝票のQRコードを宅配ボックスのセンサーにかざせば解錠・荷物の収納ができる。
収納された荷物は宅配ボックス内のカメラが撮影し、専用アプリに写真が送られる。また投函の連絡、受け取り状況を管理可能で、届いていない荷物の追跡も行える。さまざまなECサイトの注文情報もリストアップできる。
宅配ボックスの素材は防錆仕様のスチール製。耐久性に強く、防水・防塵・UVカットの効果もあり、屋外設置も可能だ。容量も69リットルと余裕があり、大きな荷物も収納できる。
17kgという重さがあるうえ、盗難防止用のワイヤーをとりつけられるD管もついている。セキュリティ面でも安心できるIoT宅配ボックスだ。